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ページ20

「次は炎柱の煉獄杏寿郎。

由緒正しい炎柱の家系だ。面倒見もいい、いい奴だ。」


そういえば、稽古に誘われてた。たしかに面倒見が良くていい人だ。兄弟でもいるのかな。


「こいつが霞柱、時透無一郎。

刀を握って2か月で柱になった天才だ。お前と同い年だ。」


『同い年だったんですね。随分と大人びて見えました。』


「お前も大概だがな」


そうなんだ。自覚はなかったな。


「サクサクいくぞ。

冨岡義勇、水柱だ。

無口で言葉足らずだから察してやれ。地味だ。」


最後のがものすごく主観入ってる…


「伊黒小芭内、蛇柱。

少食だから食べ物を渡すのは良くないかもしれねぇ。
差し入れなら筆か紙とかにしてやれ。」


筆?紙?


『お手紙を書かれるんですか?』


「おお、察しがいいな。あいつは甘露寺と文通してるんだ。俺ほどではねぇが、あいつも色男だからなぁ。」


へぇ、色男。ふぅーん。(興味ないわ)


「風柱、不死川実弥。

言葉と態度は攻撃的だが、根は良い奴だ。
差し入れならおはぎが一番いいだろう。」


おはぎってなんだろう?まあいいか。


「最後は、鬼殺隊最強の男、岩柱の悲鳴嶼行冥。地味だが超強い。一度修行に参加してみるといい。」


『はぁ』


手を合わせて南無阿弥陀仏言ってたから、修行僧に近い感じかな。やっぱり滝に打たれる?


「以上、鬼殺隊最高位、柱の説明だ‼︎お前もいつかなれるといいな‼︎」


うわ、急に声でか。


『そうですね。ですが、誰かが柱になるにはどなたかが柱を辞めねばならないでしょう。その日が来ないことを、一番願っておきます。』


そう。柱の人数は九人と決まっているのだ。

なぜって?柱って字の画数が九だかららしい。


「おめぇ、鬼のくせにいいやつだな‼︎じゃあな‼︎」


しゅばっと消えた宇髄さん。忍ってすごい。

煉獄の稽古→←宇髄の来訪



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作者名:暁 夕暮 | 作成日時:2022年4月6日 14時

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