検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:1,490 hit

甘露寺の家 ページ11

「改めて初めまして、私は恋柱の甘露寺蜜璃よ〜!これからよろしくね♡」


『はい、お願いします。私は藤宮Aです。階級は丙、13歳です。』


「きゃー!かわいいわ。まずはお風呂に入って、髪の毛を綺麗にしましょうね。そのあと服を貸してあげるわ。隊服はついでに新調しちゃいましょう!下弦を倒したところだから、しばらく任務はないでしょう?」


“下弦”というのは鬼の位のようなものだ
鬼の中には“十二鬼月”というものがあり、鬼舞辻によって12人の鬼が選ばれる


上弦の壱、弍、参、肆、伍、陸、
下弦の壱、弍、参、肆、伍、陸

の順で位が下がっていく


下弦といえども多くの隊士にとっては脅威である。怪我の回復を見越して、お館様も十二鬼月と戦った隊士には任務を与えないことが多い。



『任務はありませんが…その、服はいいんでしょうか?』


柱は一人一つ、御館様に邸宅を与えられる。


一般隊士が柱の邸宅に住まわせていただくだけでなく、服を借りるなんておこがましいにも程がある。


「大丈夫よぉー!どういうのがいい?お風呂入ってる間に買ってきてもらうから!」


服は選ばせてもらえるんだ。でも甘露寺さんのお金だし。


『いいんですか?お金は後で返しますので。』


「いいのよ〜!柱のお金は制限がないから♡」


えっ。知らなかった。
だからカナエさん、たくさんご馳走を用意しててくれたんだ。花柱って言ってたな。


『それではお言葉に甘えて。』


「じゃ、お風呂沸かしてくるわね♪」


そう言ってそそくさと出て行ってしまった。

▽→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:暁 夕暮 | 作成日時:2022年4月6日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。