朧 月 夜 に 。〜大正編〜

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私は泣いた、

ひたすら泣いた、









どこからそんなに涙が出てくるのって位泣いた｡








　

泣き疲れてふと不死川さんを見上げると、

不死川さんの片手には2本の刀、、






一本は師範の…無一郎さまの…刀。

　
　
　
もう一本は…玄弥の……不死川さんの…弟のもの…





驚きながら不死川さんの方を見上げると
不死川さんは私の目の前にしゃがみ込んだ、



不｢…守れなかった……玄弥は…俺の最後の家族で…
あいつだけは守るって…誓ったのによォ…
　

　Aもごめんなｧ…守れなくてよｫ………

　時透は……あいつは…
　
　最後まで立派に戦ったよ………｣


不｢…これ……あいつの刀だ、お前が持っとけ…｣



　
　
　
あ｢し…なず…がわさん………ｸﾞｽﾝ｣






二人で抱き合って泣いた、
　



　
今はいない弟を…師範を…想って泣いた。。｡







　
　





　
　
　





…遠くでアオイが…カナヲが…すみちゃん達の
泣き声がする、
　




そっかぁ……しのぶさん………

カナエさんの仇取ったんだね………



　
　

　


　
しのぶさん…あの世でカナエさんと会えたかな…

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