検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:75,042 hit

24 ページ27

貴方side

『忘れてなんか....なぃ』


「Aは俺が嫌なことしても、近づいても気づいてくれなかった。」


テテ君は私の事を覚えてくれていたの..?


たしかテテ君は中学校のとき、私と同じ学校だったけど


すぐに転校した。


「Aはジミナが好きなの…?」


『それはっ…』


返事に困ってしまう。


その時。


「テヒョナ。何やってんだよ。」


『ジミン君っ…』


怒ったような声を出すジミン君。


テテ君は掴んでいた私の腕を離して、席に戻ってしまった。


「Aちゃんっ。大丈夫?」


『大丈夫だよ…なんもないから…』


ジミン君は私を心配そうな目で見る。


私の頭の中はテテ君の事でいっぱいだった。


「Aちゃん…もうテヒョナと」


「関わるのやめたら?」


『え..?』


ジミン君がそういった。


私を虐めていたから?


『何で..?テテ君はきっといい人だよ..』


「Aちゃんは本当に分かってない。」


「僕はAちゃんの事が..」


ーピロンー


私のスマホから音が鳴る。


ジミン君は言いかけた言葉を捨て


優しい声で"先に席に戻ってて。"と言った。


席に戻りながらスマホを開くと


ジェクオッパからだった。


ジェクオッパA?渡したいものがあるんだけど。家にいる?


Aあともうすぐで帰るよ。ジェクオッパの家、帰りに寄るから!


渡したい物なんて珍しいな..


「あっ、Aちゃん!おかえり〜」


ミナたんが声をかけてくれる。


初対面のテテ君と2人きりは可哀想だったかな..


そう、テテ君が座ってた席を見ると。


『あれ。テテ君は?!』


「ん?用があるからって帰っちゃった..Aちゃんに渡しといてって…」


ミナたんにメモのような物を渡された。


開くと...


『連絡先..?』


「ねえ、なんだった?」


興味津々なミナたん。


私は"何でもないよ"と誤魔化した。


ジミン君も席に戻ってきて


テテ君が帰った事に驚いていた。


「そろそろ帰ろっか。ミナちゃんもこれからよろしくね。」


「こちらこそ..ジミン君、Aちゃんありがとう!」


カフェをでて家の方向が違うミナたんとわかれる。


『ジミン君、今日急に誘ってごめんね..』


「大丈夫だよ。今度は二人で行こうね…」


二人という言葉に少し胸が鳴った。


ジミン君は私の家の近くまで送ってくれて


別れた。


続く。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
354人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 地味
関連タグ:SUGA , ソクジン , seventeen , JUNGKOOK , JIN , テテ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぜりー - マクドのポテトloveさん» どもです!いやぁそんな褒めてもお話しか出ませんよ(∀`*)ゞイヤァ((お褒めいただき光栄です!私もお話書いてる時は、どんな話が喜んでくれるか考えながら書いてたら、思わず顔が(笑)これからもよろしくお願いしまっす! (2018年8月6日 22時) (レス) id: cfd8ea275a (このIDを非表示/違反報告)
マクドのポテトlove - どもー!この物語とてもハマったポテトですwマジでハマりましたw作者さん神ですね〜>< もう画面越しでニヤニヤしちゃったり爆笑したりして親にキモいと言われましたw(((殴 当たり前ですよねーw 更新頑張ってください!まってます (2018年8月6日 22時) (レス) id: 9fb5054dc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぜりー - しろくまさん» コメントありがとですっ!どっちになるか楽しみながら?読んでくれると嬉しいです(笑) (2018年8月4日 21時) (レス) id: 2da5fa2bf8 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま - ジミンとテヒョンどっちになるのか気になる〜!更新頑張って下さい (2018年8月4日 21時) (レス) id: 2751e991cc (このIDを非表示/違反報告)
ぜりー - エミラ さん» コメントありがとですっ!更新頑張るのでこれからもよろしくお願いしまっす! (2018年8月3日 5時) (レス) id: 2da5fa2bf8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぜりー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zeri/  
作成日時:2018年7月29日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。