39 ページ39
.
A「あ、はいっ」
.
義勇さんが私の名前を呼んでから
1秒、2秒くらい経っただろうか
電話の向こう側で
義勇さんが深呼吸をする音が
ドクン、と心臓が高鳴った
.
義勇『ここ最近、連れまわして悪かった』
A「いえ…」
.
電話越しで本当に申し訳なさそうに謝る義勇さんに
告白の緊張とはまた別で心臓が大きく鳴った。
謝ってほしかったわけじゃないのに…
.
義勇『気持ちは…なんだ、嬉しいと思ってる』
A「はい…」
.
彼なりの気遣いなんだろうか
今日だけは心が痛んだ。
やっぱ無理か
少し目に涙が浮かび
それと同時に
無一郎くんの顔が頭に浮かんだ
相談に乗ってくれて、アドバイスまでしてもらって
今日も応援してくれたのに…
申し訳ない
そんな気持ちで溢れた。
113人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
微力(プロフ) - いちかさん» 最近の楽しみと言っていただけてとても嬉しいです…! 低燃費な無一郎くんからは考えられないほどのセリフ量だなぁと思いながらツラい役をしてもらってます、(笑) ありがとうございます! (2020年4月17日 11時) (レス) id: f04b0d3740 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - このお話の更新が最近の楽しみになっています!夢主ちゃんを思う無一郎くんの気持ちを考えると切なさで胸がツラいです……ここからどんな展開になるのか楽しみにしてます!! (2020年4月17日 8時) (レス) id: 1f87f6ea9b (このIDを非表示/違反報告)
微力(プロフ) - イチゴさん» 頑張ります!応援ありがとうございます(´;ω;`)スキ (2020年3月18日 17時) (レス) id: 188af2f527 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - 次も頑張ってください!応援してます! (2020年3月18日 15時) (レス) id: fdffda99bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:微力 | 作成日時:2020年3月12日 4時