25 * ページ25
.
カーテンから覗く、明るい光で
今日も目が覚めた
壁にかかっている時計の針は
1という数字をさしていた
.
無一郎「休日…」
.
誰に対してでもないひとり言を
小さく、息と共に部屋に放った。
スマホの画面を開いてみるが、新着通知はない
そのまま先輩の家に泊まった…?
もしそうだとしたら…
いや、気持ち悪いから考えないでおこう
不快感を抱いたままキッチンへ向かい
鍋の中に入っていた大根をお皿に乗せた
.
無一郎「いただきます」
.
家族はみんな出かけているのかもしれない
家の中に自分の出す音だけが
静かに広がって消えていく。
せっかく僕が返信してあげてたんだから
既読くらいつけたって良かったじゃん。
スタンプの1つや2つ、送ったっていいんじゃない?
.
113人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
微力(プロフ) - いちかさん» 最近の楽しみと言っていただけてとても嬉しいです…! 低燃費な無一郎くんからは考えられないほどのセリフ量だなぁと思いながらツラい役をしてもらってます、(笑) ありがとうございます! (2020年4月17日 11時) (レス) id: f04b0d3740 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - このお話の更新が最近の楽しみになっています!夢主ちゃんを思う無一郎くんの気持ちを考えると切なさで胸がツラいです……ここからどんな展開になるのか楽しみにしてます!! (2020年4月17日 8時) (レス) id: 1f87f6ea9b (このIDを非表示/違反報告)
微力(プロフ) - イチゴさん» 頑張ります!応援ありがとうございます(´;ω;`)スキ (2020年3月18日 17時) (レス) id: 188af2f527 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - 次も頑張ってください!応援してます! (2020年3月18日 15時) (レス) id: fdffda99bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:微力 | 作成日時:2020年3月12日 4時