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『な、何なんですか…！あなた達…！』
街へ戻る途中の森で、銃や剣を持った男達が彼女の周りを囲った。
見た感じ、海軍ではない事は確か。
…では海賊だろうか。
男1「お嬢ちゃーん、やっと見つけたよ」
男2「まさかこんな所に隠れてたなんて」
男3「もう何処にも行かせないからね〜」
『いや…！痛い、離して…！！』
彼女の腕を思い切り掴んで何処かへ連れて行こうとする男達。
彼女はふと思った。
ここでこいつらと戦えば逃げられるのだろうか。
でも、相手は複数人。
捕まってしまえば後々何をされるかわからない。
「…ー！！」
そんな事を考えていたら誰かの叫ぶ声が聞こえてきた。
聞いた事のあるこの声。
ﾙﾌｨ「Aー！！！」
声の正体はルフィだった。
そして、ルフィの後ろには船員全員が。
男1「あァ？何だ、あいつら」
『ルフィさん…！』
ﾅﾐ「A！！」
彼女の姿を見て叫ぶナミ。
ﾙﾌｨ「助けに来たぞ！A！！」
『………っ！』
男1「ちっ、海賊か…お前ら！やっちまえ！！」
ルフィめがけて、一斉に飛びかかる。
ﾙﾌｨ「…俺一人で十分だ」
ﾄﾞｶﾄﾞｶｯ！！ﾊﾞｷｯ！！
一瞬にして倒れていく男達。
ﾙﾌｨ「…お前ら、弱ェな」
男1「お、おい！！テメェら！！こいつがどうなってもいいのか！！？」
『………っ』
Aの頭には拳銃が突きつけられていた。
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作者名：ティラミス | 作成日時：2019年2月20日 22時
