【テニプリ】テニス部？ゴメンどうでもいい。【立海】 (ページ14)

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第13話柳という男ページ14

ちょっとみなさん聞いてくれませんか
今美術の時間なのよねそれで前の人の顔を描く
ことになったわけよ
まあ、絵は天才的だからいいとして?
問題は相手ね…

貴方｢柳くんだっけ…目開けてもらっていいかな??｣

そうなのよこの人目を一向に開けてくれないんだよ…目明けねーとかけねーよ!!!!
つか、まずお前見えてんのかよ!!!!

柳｢見えている。問題は無い。｣

聞こえてんのかよ!!!!読心術かよ!!!!

柳｢…よし｣

ん？柳くんできた系??
あ、この人の名前覚えてる理由はね
呼びやすいから。きゃは
ふはっ、真顔で言ってやったぜ
……はい、すんませんふざけました。
てかさ…

貴方｢上手すぎだろ…｣

柳｢そうか??｣

まあ、私ほどではないけどな

柳｢お前のは………、…これは絵なのか??｣

貴方｢何お前このアートがわからねーの!!?｣

柳｢…出来ることなら分かりたくないな｣

こいつ…なんて奴だ

柳｢お前がなんて奴だと思った確率97,7%｣

貴方｢アンタ何者なの｣

お前ほんとに学生かよなんで人の言おうとしたことが確率でわかるんだよ学者かよ

柳｢…まずお前は鉛筆の持ち方からなっていないな｣

貴方｢すみませんね｣

鉛筆なんて書ければいいじゃん
書いてなんぼだよ
書かれるためだけに生まれてきたんだよ
持たれるためじゃないよ

柳｢…こうだ｣

…なんで後ろから抱きついて手を治してるんですか糸目

柳｢…“なんで背後から抱きついて手を治してるんですか”とお前は言う｣

いやいやいや、

貴方｢思ってはいたけどいおうかは迷ってたかな!!?｣

こいつに告白する女子は大変そうだな、うん。

柳｢…これで書くんだ｣

持ち方治されたし…描きにくいんだけどな

柳｢お前は今描きにくいと思った確率80,9%…｣

貴方｢うん、もう突っ込むのやめるよ…｣

この人は何でも読まれそうでおっかない
…そしてさり気なく肩に手が置かれていて
持ち方を直した時に添えられた手が離れないし
顔が異様に近いんだけどさ…
気のせいって思いたいな。つかそうであってくれ。いや、そうじゃなくてもそうになれ。なりやがれ畜生

柳｢残念だがそうではないな…緊張するか??｣

頼むからさ、そのイケテルボイスで私の耳元で囁かないでくれ。殺すぞ死なすぞ、つか死ね

柳｢…口が悪いな｣

貴方｢いや、声に出してないからな｡そっちが勝手に悟ってるだけだからな｣

柳｢…お前は面白いやつだな…いいデータか取れそうだ。やはりテニス部のマネージャーになってくれないか??｣