101。仲間の時間。 ページ1
「「「「ぐああああああ！！」」」」
A「……！！」
動けないところを雄叫びを上げた猛獣達に襲い掛かられる。
いずれも一般の被害者と思うとあたしから攻撃はできない……。
どうする……？
ノアーユ『殺れ』
「「「「おおおおおおお！！」」」」
A「っ…！」
ﾄﾞﾝｯ
ｶﾞｯ
ﾊﾞｺﾞｯ
A「……？」
衝撃に備え目を瞑ったが、痛みを感じない。
衝撃は感じるが、直接与えられてるものじゃない。
それどころか、他人の体温すら感じる。
A「……！！！！！」
目を開けた。
驚きのあまり声が出ないとはこういう事だろうか。
カルマ「がっ……、はぁ…っ」
A「嫌……やめて！！！！」
カルマ君があたしに覆いかぶさり、洗脳されたモブ共の攻撃を全て受け止めている。
怪我……してるのに……さらに酷くなっちゃうのに……。
カルマ「……A、痛いとこ……無い…？」
A「ばっかじゃねーの……」
なんであたしの心配してんだよ……っ
屋上から飛び降りてきたの？
その怪我で？
こんな場所に？
A「退いてよ…」
自分一人で戦ったほうがずっと良いハズなのに。
あたしもカルマ君も、二人ともそのタイプなのに。
それを知ったうえで、知っていても、
あたしを戦わせるつもりはないようで。
カルマ「やーだ」
こんな罠すぐ取れる……てか取れた。
もうあたし一人でどうにでもできる……多分。
カルマ「あぐっ…！は……うっ…はぁ……」
意地でも退かないカルマ君。
でもこれ以上は本当に……。
A「重っ……」
男一人持ち上げるって難しいのな……。
カルマ君はもうほとんど体に力入ってないし、そもそも動けたところで退く気は毛頭無さそうだ。
そりゃ、重いか。
A「死ぬぞ……馬鹿…！！！！！」
頭の中が真っ白になる……寸前。
ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯｯ!!!!!
A「…！！！！！」
集まっていたモブ達が一瞬で散る。
カルマ「あっはは……遅いっつーの…」
寺坂「わりーな！まだ息しててよかったわ！」
A「寺坂…みんな…！」
磯貝「カルマから連絡あってな」
カルマ「先生たちは連絡通じねーの(ビッチ先生のは知らないし)」
片岡「忙しいんじゃない？何かと」
矢田「ビッチ先生には私から連絡したよ！他の先生たち連れて急いで来るって！」
杉野「大丈夫！俺たちだって訓練してんだ！」
Ｅ組のみんなが、助けに来てくれた。
それも、全員。
渚「僕等でなら、きっと勝てる！」
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増殖系アイロン(プロフ) - 1日で一気読みさせて頂きました！とても面白くて、止まりませんでした笑 読み終わって、今すごく感動しています…よく分かりません自分でも… (2016年3月18日 21時) (
レス) id: 6664af73e7 (このIDを非表示/違反報告)
麦兎(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます！そこ人気なんですよ(笑)文字数でネタ減らしたのが大変でしたねｗ (2015年5月23日 18時) (レス) id: c519893dec (このIDを非表示/違反報告)
優子 - part2あたりの改造朗読めっちゃ面白いです！気に入っちゃいました！ (2015年5月22日 21時) (レス) id: e909545786 (このIDを非表示/違反報告)
麦兎(プロフ) - カグサさん» ありがとうございます！楽しくかけました(笑) (2015年4月14日 15時) (レス) id: b496abcf67 (このIDを非表示/違反報告)
カグサ(プロフ) - お疲れ様でした(^O^)／ 面白かったです^ ^ (2015年4月14日 6時) (レス) id: 754d74c58c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦兎 | 作成日時：2015年3月21日 1時
