番外編 初めてのクリスマス ページ36
__ar.side__
今日はクリスマスイブ。
どこを歩いてもカップルだらけで、街はいつもよりキラキラしている。
そんな俺はというと…
「重い……」
右手にはケーキ。
そしてクリスマスと言えばって感じのチキン。
あとは山田へのクリスマスプレゼントで両手は塞がっていた。
どれも落としたら最悪な事に……
そんなことを考えながら、家に着く。
「ただいまー」
そう家に入ると、いつも通りあるおかえりーって山田が寄ってくれる。
毎日これを聞くために生きてるって言っても過言じゃない。
「あれ、なんか今日は大荷物?どうしたの」
俺の手にいっぱいの荷物も見てキョトンとする山田。
そー言えばクリスマスらしい事した事ないとか言ってたっけな…
「山田、今日はクリスマスだ」
そう言うと、ぱあっと笑顔を見せる山田。
今までで一番良いクリスマスになりそう
.
二人で一通り料理を食べた
山田はすっげーとかいいながら俺の買ったチキンとかケーキとかパクパク食べてたから、見てるこっちまで幸せになる。
「あ、山田これ。」
「…何これ?」
そう言って渡したのは山田へのクリスマスプレゼント
中には山田に似合いそうな男物のネックレス。
バイトでコツコツお金貯めた甲斐があった。
山田はネックレスを見るなり目をキラキラさせて喜んでつけてくれた
「ありがとう大ちゃん!幸せなクリスマスだ!」
幸せそうな山田の笑顔をみると
俺まで嬉しくなっちゃう。
「ちょっとトイレ」
そう言ってトイレに行ってしばらくして戻ると、山田はすやすや眠ってた。
その首には金色のネックレスが光ってて
優しく頭を撫でて
「メリークリスマス」
首筋にキスをして、そう呟いた
351人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むぎた .(プロフ) - kouさん» ありがとうございます。その言葉がなによりも励みです!長くなるとは思いますが山田君と有岡君を見守ってやってください。 (2018年8月9日 20時) (レス) id: 451ddd23d9 (このIDを非表示/違反報告)
kou - 続き楽しみです。 (2018年8月9日 19時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葵 | 作成日時:2018年7月22日 16時