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それから家に着くと、僕が落ち着くまで大ちゃんはずっと側に居てくれてた。









ずっと沈黙が続いていたけど、その沈黙は大ちゃんによって破られた。






「知念がさ、光のご飯ずっと食べたかっててさ。
俺に奢れーってすっげーうるさいのよ。」

「…うん。」

「三人で、光のとこ行こ、?んで、いっぱい食べよ。
光の料理は山田を元気にしてくれると思うの。」



大ちゃんは泣いてる理由を何も聞かずに、優しく僕の頭を撫でて、そう言った。




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「涼介久しぶり。」

「お久しぶりです…」

久しぶりに会った知念さんは、いかにも泣きました。って分かる僕の顔を見てびっくりしていたけど、何も聞いて来なかった。



知念さんと合流して、大ちゃんの車に乗って光さんの店に向かった。









しばらくして光さんのお店に着いた。
光さんも、大ちゃんと知念さんみたいに、僕が泣いていた理由は聞かなかった。



「知念はどうせ大ちゃんに奢らせる気なんだろ?お前らしくて面白いわ。」


八重歯を見せて楽しそうに笑う光さんを見てると、安心する。



大ちゃんと知念さん。そして光さん。その三人が楽しそうに話しているのを見て、思わず笑ってしまう。




「やっと笑った。」

笑った僕を見て、大ちゃんは嬉しそうにして僕の頭をくしゃっと撫でた。





そして改めて僕は大ちゃんに大事にされてるんだなって思った。

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むぎた .(プロフ) - kouさん» ありがとうございます。その言葉がなによりも励みです!長くなるとは思いますが山田君と有岡君を見守ってやってください。 (2018年8月9日 20時) (レス) id: 451ddd23d9 (このIDを非表示/違反報告)
kou - 続き楽しみです。 (2018年8月9日 19時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月22日 16時

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