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両親が離婚し僕は母親について行ったが、毎日のように暴力をふるわれ、挙句の果てには親に捨てられた。
僕は、それでも死にたいとは思わなかった。
少しでも希望があると思ったから。
* * *
「七日目…」
それは親に捨てられてから今日までの日数。
わずかに残ってたお金で一週間過ごしてきたけど、そろそろやばい。
寝どころは公園。ここの公園のベンチは寝心地がいい。
…さすがにもう辛い。
「16歳でホームレスとか…」
「そこの少年!!」
一人でブツブツ呟いてると、どこからか声が聞こえてきた。
「ここだよ!こーこ!」
声が聞こえる方を見ていると、木の陰からぴょこっと男の人がでてきた。
「だれですか…?」
「んー、救世主?」
怪しすぎだろ。
救世主とかいう人はぱっと見中学生。
ふわふわしたした髪は少し茶色くて、服はどっかの学校の制服。
多分高校生だと思うけど顔が幼い。
「ここ一週間ずっとここにいるじゃん?
だ、か、ら!!」
救世主さんは僕に手を差し出した。
「…?」
「たすけてあげる」
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むぎた .(プロフ) - kouさん» ありがとうございます。その言葉がなによりも励みです!長くなるとは思いますが山田君と有岡君を見守ってやってください。 (2018年8月9日 20時) (レス) id: 451ddd23d9 (このIDを非表示/違反報告)
kou - 続き楽しみです。 (2018年8月9日 19時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2018年7月22日 16時