近距離遠愛【Snow Man】 (ページ4)

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葵｢明日から授業始まるんかあ～｣

『憂鬱だねえ』

ポンポンっと頭を撫でると

葵｢…んもう、なんでそんなに可愛いのよあんたは！｣

『葵、痛いって笑』

私の肩にグリグリと頭を付けてくる葵

こそばゆくて笑っていると

向｢Aちゃん！｣

パタパタと駆け寄ってくる向井くんとめめ

『あ、むかいくん』

目｢え？俺は？｣

『と、めめ』

目｢ついでかよ笑｣

『どしたの？』

向｢いや一緒に戻ろうかなあ思って｣

『すぐそこだけどね？笑』

向｢まあええやん！笑｣

3人と話していると誰？と言わんばかりの顔をしてる葵

『…あ！えっと、葵です！』

葵｢ども｣

向｢向井って言います！｣

目｢目黒です｣

一瞬怪訝そうな顔をした葵だけど私が大丈夫と言わんばかりに腰をポンッと叩くと笑顔で葵もよろしくと言った

4人で他愛もない話をしながら教室へと足を進めていると

？｢…A？｣

『…？』

後ろから聞き覚えのある声が聞こえた

『…たつくん！』

深｢制服似合ってんじゃん！｣

『え～またまた笑』

深｢なんだよ、可愛いじゃん｣

『…やめてよそういうの笑』

幼馴染のたつくん、の隣にすごくガタイのいい男の人

？｢この子がふっかの幼馴染？｣

深｢そ、あ、こいつ照って言うの｣

岩｢よろしく、Aちゃん｣

『え、あの名前…』

岩｢ふっかからいっつも聞いてっから笑｣

そう言って笑った照先輩はガタイからは想像出来ないほどの可愛らしい笑顔をしていた