【prsk】キミ色のセ カ イにて。【短編集】

心がポカポカする　レン ページ10

Aは杏の方に行くらしい。

…寂しい。
でも、そんなこと言えないし、言わない。きっとそんなことを言ったら…Aは優しいから、困らせてしまう。
…なんてことを考えながらぼんやりと杏と会話が終わったらしいAを見ていた。

『今日は本当にありがとう！じゃあ、またね！』

彼女はこっちを向いて笑いながら言うと、くるりとメイコのカフェの方へ行った。

「ぁ……うん！またね！！」

ぼーっとしてたから、すぐに返事できなかったな…と少し申し訳なくなる。
メイコのカフェへ向かうAの足は、さっきここに来るときよりも弾んで見える。悩みがオレとの練習で解決したからかな？それとも…

「あー！！！」

悪い想像ばっかしちゃう！

…それにしても…

さっきの笑顔、可愛かったな…
さっきのAの笑顔を思い出す。ニッと笑った顔を見た後、心がなんだかポカポカした。なんだろう…？

「レンー！！あっちでちょっと歌おうよ〜！」

「分かった！」

…その気持ちについて、よく分からないけど…
早く、またAと歌いたい！っていうワクワクに似てる！

「レンー、早く〜！」

「分かったからまてよ〜！」
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遅くなってしまってすみません…！リクエストありがとうございました！！
セカイの指定がなかったのでビビレンくんです。なんか違う！！などありましたら、書き直します。
リクエスト、本当にありがとうございました！

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