SUN【eiji】 (ページ4)

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#episode3【代わりに】ページ4

「ここ置いとくね」

エ『さんきゅ』

編集で忙しそうなえいちゃんとは打って変わって相当暇を持て余してる私とみっくん

ツ『なんかゲームでもしよっか！』

そう言って取り出したのはマリオカート

「懐かし～！！！やろう！！！」

そうマリオカートと言えば、私達の思い出のゲーム
よくえいちゃん家に集まってマリオカートに明け暮れた日々(笑)

ツ『ここ、よくA落とされてたよね笑』

なんて昔のことを振り替えながらゲームをする

何回やっても勝てなかったあの頃と全然変わらない私は未だに平気で自爆する(笑)

ツ『ねえ～、Aこれで自爆すんの何回目？笑』

今頑張ってんの！(笑)と必死でみっくんに追いつこうとするけどみっくんの亀甲羅攻撃みたいなのにやられまくりでなかなか追いつけない(笑)

結局3回目も負けてしまって、普通じゃつまんない！ってなった私たちは罰ゲームを掛けて本気勝負することに決めた。

みっくんが負けたら一日私の言うことを聞く

私が負けたら一日みっくんの言うことを聞く

って言う約束で。

本気でやってるとはいえたった3回でそう上手くなる人はなかなかいないであろう(笑)
やっぱりみっくんの方が有利でやばい負けるかも！！そう思ったとき

誰かにコントローラーを取られた。

「あっ！！！！！！！なにすんの！！」

エ『あんまりにも下手くそで見てらんねえから(笑)』

と言いながらみっくんを追い越すえいちゃん

なんなく一位でゴールしてしまった

ツ『ずるいぞ！！最初っからそういうつもりだったのか！！！A！！！！』

「違うよ！！！！(笑)」

エ『みっくん負けたんだからAの言うこと聞きな(笑)』

そう言うとソファに戻り私においでと手招きをするえいちゃん

勝ち逃げか！！ずるいぞ！と騒ぎ立てるみっくんを横目にえいちゃんの隣に座ると、

エ『Aは俺にずるさせたんだから俺の言うこと聞いてな～』

と一言。

えいちゃんが勝手にずるしたんでしょと笑うと、

エ『まあなんでもいいけど今日は隣にいて』

と私の肩を抱き自分の方へ引き寄せた。

エ『フハッ、なんだその顔(笑)』

ゆでダコみたいと笑うえいちゃんに

そうさせたのはえいちゃんなのに！と声にならない叫びを上げた。