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エ『自分の彼女が嫌がってんのにわかんねえの?』
いつも低い声がさらに低くなって物凄い顔をしているえいちゃん
たくみくんはえいちゃんの眼光の鋭さに負けて
た『お前みたいなブスとより戻そうとか思わねえから!』
と走り去っていった
「あ、あ〜…えいちゃん、ありがとう」
エ『おう』
3ヶ月ぶりぐらいに話したからどことなくぎこちなくて沈黙が続いた。
エ『…Aはブスじゃないよ』
沈黙を破ったのはえいちゃんでそんなこと初めて言われたからパッと顔を上げた
エ『うん、ブスじゃない』
そう言って、Aの可愛さがわかんない奴がいるんだなと言って笑ったえいちゃんの瞳はすごく透き通っていて吸い込まれそうになった
あの頃の私達は子供でその上素直じゃなくて、
付き合うなんて以ての外だった。
そのままいつもと変わらない日々が続いてあっという間に卒業してしまった。
それから連絡を取ることも少なくなって疎遠になっていた私達の距離を縮めてくれたのは亜依
久しぶりに皆で飲もうよ〜!なんて言って2泊3日の旅行を用意してくれた
エ『久しぶり笑』
「背、伸びたね笑」
久しぶりに見たえいちゃんは真っ赤に髪の毛を染めていて、身長もかなり伸びていた
この旅で私達のなかなか縮まらなかった距離はぐんっと縮まることが出来た
今なんの仕事してるのかだったり嫌いな上司の話だったり…そりゃあもういっぱい話した笑
そして最終日の夜
エ『なぁ…俺と付き合ってよ』
皆で見に行った浜辺での告白
大好きだった人からの告白
一生で一番幸せな出来事
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番外編のような本編です。(笑)
一応付き合うまでの経緯のお話です
次からは普通の日常になります^^
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麦(プロフ) - さやさん» ありがとうございます〜!! (2019年4月23日 18時) (レス) id: 72492a26d6 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 面白かった! (2019年4月23日 18時) (レス) id: bbbfd87e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麦 | 作成日時:2019年4月4日 23時