SUN【eiji】 (ページ13)

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夏、暑い夏

た『付き合って下さい！』

委員会で一緒だったたくみくんと付き合うことになった私は、えいちゃん達との絡みが少なくなった

何故なら束縛がすごい人だったから。

少し喋ったりするだけで浮気扱い
遂には一週間に一度携帯チェックするなんて言い出した

これはさすがに亜依に相談をした

電話越しに気持ち悪すぎるとしか言わない亜依

亜依『いや～、それはアウトだよA』

そもそも好きじゃないのに付き合ったのが悪いと断言されてしまった

最初は話してて楽しかったし趣味もあったから全然苦ではなかったけど最近はほんとに苦でしかない

そろそろちゃんと自分の気持ち言うわと言い電話を切った

次の日送って帰るよと言われて家まで着いてこられた

ありがとう気を付けてね、とだけ言って家に入ろうとすると

た『俺のこと本当に好きなの？？俺と居て楽しい？？』

そう聞いてきた

もうここで言ってしまおう、そう思って打ち明けた

「ごめん、別れよう？ちょっとたくみくん私には重すぎたかも…」

た『やっぱそうだよね…わかった別れよう』

と意外とすんなり受け入れてくれた

と思ったがいきなり狂ったように私の肩を掴んで

た『でもさ…ねえ？俺のどこがダメだった？？？直したらまた付き合ってくれる？？？ねえ！！！！』

いきなり豹変したたくみくんが怖くて黙ることしか出来ない私にヒートアップしたたくみくんが無理やりキスをしてこようとした

「やめて！！！」

もう逃げられないそう思って目をつぶってもなかなか唇に伝わってこない感触

そっと目を開けるとたくみくんの胸ぐらを掴んだえいちゃんがいた