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全て合点がいった気がする、怖い顔をしてたのも、私を連れ出したのも。
岩｢ …まぁこれは俺のエゴだから、ごめん笑 ｣
じゃあ戻ろっか、ときっと何の気なしに私の手を引いた照くんに
｢ …そういう所、ずるいよね ｣
とボソリと呟くと、照くんは不思議そうに私を見つめる
岩｢ ん？ ｣
｢ ううん、なんも笑 ｣
岩｢ …ねー、なんかあるって顔してる笑 ｣
｢ なんもないよ！笑 ｣
岩｢ えーほんと？笑 ｣
｢ ほんとです〜笑 ｣
怖い見た目して、実は目尻に皺を寄せて二ヒヒなんてまるで小さい子みたいに笑う照くんを知っているのは私だけでいいのに、なんて
岩｢ …あ、そういえばもう少しで本番だね ｣
「 言ってもあと2日？ 」
岩｢ こんなことしてる場合じゃなくない？笑 ｣
「 間違いなく深澤キレてるね 」
岩｢ …意外にAちゃんって怖いもの知らずだよね ｣
｢ …そう？笑 ｣
早くこのもどかしい関係に名前を付けたいと思うのも
きっと私だけ
「 あ、体育館見えた 」
岩｢ …あー、うん ｣
｢ やば、深澤が…っ、照くん？ ｣
急に腕を引かれて振り返ると、そこには俯いたままの照くん
岩｢ ……手、離したらまた康二のとこ行っちゃうでしょ？ ｣
そんなこと、きゅるきゅるの目で聞かれたら
｢ …行かない、よ、 ｣
Noと答えるしかないでしょう？
岩｢ …ん、ごめんなんか ｣
｢ ううん、平気 ｣
岩｢ 行こっか ｣
1歩、また1歩と足を進める中で、私の心臓は高鳴るばかり
新歓の日が近付くのと共に、周りが彼の魅力に気付き始める日も近付いてるなんて、私にはまだ知る由もなかった
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1 - もう更新しないでしょ。早く更新して欲しいんだけど。 (2月20日 17時) (
レス) @page36 id: ec60520115 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - もしできたら、更新待ってます! (2021年8月24日 17時) (レス) id: 9ec1e3ee8f (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 続き楽しみしてます！！ (2021年8月9日 0時) (レス) id: 2f2570b8ec (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - もう更新はされないですか？ (2021年8月5日 22時) (レス) id: acba0012d3 (このIDを非表示/違反報告)
麦(プロフ) - ^_^さん» コメントありがとうございます；；そのお言葉、すごく嬉しいです…！これからも本作品をよろしくお願い致します！ (2021年1月31日 1時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦 | 作成日時：2020年12月12日 1時
