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" …目黒ってやつと、仲良いの？ "
照くん特有のあの低くて掠れた声でボソリと呟かれて、
｢ え？目黒くん？ ｣
随分と間抜けな声でそう問う
" すげえ楽しそうに話してたし、 "
｢ うん ｣
" 席とかも隣座っちゃってさ、"
間を保つように…うん、とあからさまに不貞腐れる照くんが想像出来てこんな状況なのに可愛い、
と思ってしまう私は相当性格がひねくれてるのかもしれない。笑
｢ …今日初めて話して、目黒くんがなべの知り合いでね？だからなべの話しかしてないの笑 ｣
思うような関係ではないことを伝えると彼は分かりやすく安堵して
" …そっか、うん、笑 "
｢ うん、ふふっ笑 ｣
" なんかAちゃんとか呼ばれてるし、"
｢ …うん、笑 ｣
そんなにあからさまな不貞腐れを出されたら
期待と余裕が出てしまうのが人間の性で
" …ねー笑わないで笑 "
｢ だって〜、らしくないよ、照くん笑 ｣
" んだよ、それ笑 "
｢ なんか優越感 ｣
" え？ "
｢ …照くんのこんな可愛い一面知ってるの、私だけだったりするのかな〜って ｣
少しの希望で賭けに出て、彼にそう問うと
" はぁ〜… "
なんて大きなため息をつかれてしまって
調子に乗りすぎた、
｢ あ、えっと、ごめ ｣
私がそう言うと
" …Aちゃん、そういうの他のやつに言っちゃダメだよ "
｢ …え？ ｣
彼の口から出た言葉は想像とはかけ離れていて
" もっと自覚して、"
｢ …え、あ、はい、｣
" …っあ、もうこんな時間なんだ "
時計を見るともう日を跨ぎそうな時間
" こんな時間にごめんね、じゃあ "
｢ ううん、楽しかった！ ｣
" …っ、また明日 "
｢ また明日 ｣
" あ、あのさ、"
｢ ん？ ｣
" 女の子と電話すんの、Aちゃんが初めてだから "
じゃあおやすみ、そう言って切れた電話
その言葉の真相は？
通話終了のディスプレイに放心状態の私
｢ …え？ ｣
照くん、いくらなんでも期待させすぎじゃないでしょうか。
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1 - もう更新しないでしょ。早く更新して欲しいんだけど。 (2月20日 17時) (
レス) @page36 id: ec60520115 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - もしできたら、更新待ってます! (2021年8月24日 17時) (レス) id: 9ec1e3ee8f (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 続き楽しみしてます！！ (2021年8月9日 0時) (レス) id: 2f2570b8ec (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - もう更新はされないですか？ (2021年8月5日 22時) (レス) id: acba0012d3 (このIDを非表示/違反報告)
麦(プロフ) - ^_^さん» コメントありがとうございます；；そのお言葉、すごく嬉しいです…！これからも本作品をよろしくお願い致します！ (2021年1月31日 1時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦 | 作成日時：2020年12月12日 1時
