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｢ ね、照くんっ、わ！ ｣
岩｢ あ、ごめ ｣
｢ ん、大丈夫 ｣
渡り廊下で先を歩く照くんに頑張って追いつこうと走ると、急に立ち止まった照くんの背中に突っ込んでしまって
そんな事は今は置いといて
｢ 照くん、練習戻らないと ｣
とりあえず先生のところに向かってるって訳ではなさそう…？
そう思って戻ることを切り出すと
岩｢ …やだ ｣
｢ ！？ ｣
やだ？え、今やだって言った？
え、え、なんかほっぺた膨らませてるぷくってしてる…かわいいー！
…いやいや、そんな事言ってる場合じゃなくて
｢ や、やだじゃなくて皆待ってるよ？ ｣
岩｢ えー…やだ ｣
｢ なんで〜… ｣
私、その顔に弱いのかもしれない、今戻らなくてもいいかななんて思えてきちゃった
いや、正気取り戻して私！なんて頭の中で一人混乱していると
岩｢ Aちゃんは、戻りたい？ ｣
キュッと私の手首を掴んで伏し目がちにそう問う照くん
｢ …戻りたい、？ ｣
岩｢ 康二いるから、戻りたい？ ｣
｢ え…向井くん？｣
岩｢ なんか康二と仲良くなってるし、｣
この前まで知らなかったじゃん康二の事、なんて
｢ バイト先が一緒で、話すようになって ｣
岩｢ …バイト？ ｣
｢ うん、そう ｣
岩｢ …は、ずる、あいつ ｣
｢ え？ ｣
岩｢ あ、いやこっちの話 ｣
よく分からないけど、どうやら向井くんが原因で連れ出された、らしい
｢ 相談とかさせてもらったりはしてるけど ｣
岩｢ ちょっと待って、なんの相談？ ｣
そんなにもう仲良くなったの？と眉毛を下げた照くん
ああ、また不機嫌スイッチを押してしまったみたい
でもまさか照くんの相談をしてるなんてのは言えなくて
｢ そ、れは、えっと、 ｣
そう少し吃ると、
岩｢ …ん、わかった ｣
｢ え、｣
岩｢ ごめん、わざわざ連れ出しちゃって ｣
そう言って私の横を通り過ぎようとするから、
私は思わず彼の手を取った
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1 - もう更新しないでしょ。早く更新して欲しいんだけど。 (2月20日 17時) (
レス) @page36 id: ec60520115 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - もしできたら、更新待ってます! (2021年8月24日 17時) (レス) id: 9ec1e3ee8f (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 続き楽しみしてます！！ (2021年8月9日 0時) (レス) id: 2f2570b8ec (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - もう更新はされないですか？ (2021年8月5日 22時) (レス) id: acba0012d3 (このIDを非表示/違反報告)
麦(プロフ) - ^_^さん» コメントありがとうございます；；そのお言葉、すごく嬉しいです…！これからも本作品をよろしくお願い致します！ (2021年1月31日 1時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦 | 作成日時：2020年12月12日 1時
