君が笑ってくれるのなら3 (ページ14)

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崇裕 side

男は常軌を逸した俺の行動に怯えた様子で後退りした。

痛みなんてどうでもええ、、

Aが、、兄貴が、、、どんだけ絶望したやろう、、、

「、、どんだけ、、苦しめれば気が済むねん、、、」

男「や、やめろ！！おかしいだろお前！！
お前には関係ないだろ！！なんでそこまで！！」

「関係、、ない、、、？、、」

男「そうだ！！お前はすっ込んでろ！」

「、、、関係、ある、、、、。

、、Aが、、っ、泣いとるやろ、、、！！！」

　

包丁を構えて男へ向かって行くが、間一髪のところで避けられる。
逃げまどう男に何度も何度も包丁を振るうけど、ギリギリで避けられてまう。こんな奴に当たらんわけがないのに、、、っ、相当動きが鈍っとるみたいや、、

「はあっ、はあっ、はあっ、」

男「ひっ、、。わわわ分かった！！お、俺が悪かった！！謝る！！謝るから！！ひぃぃっ！！！！！」

「黙れ、！！」

もう一度男に向かって突進する。
今度も避けられたが、避けた拍子にその男は転んだ。
そこに飛びついて馬乗りになり、包丁を振りかざした。

　