最後のひとかけらを君に2 (ページ8)

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崇裕 side

「疲れとんのに悪い、淳太」

淳「ええよ、すぐ行くから、」

俺は家を飛び出して、知り合いの店に行って、淳太を呼び出した。

30分もせんうちに淳太は来てくれた。

淳「どうしたん、帰ったとこやろ、」

「A、、俺がライブ行ったこと分かってへんかった、」

淳「、えっ、、、ほんま？！」

「俺が泊まりで家におらんかったんも分かってへんみたいやったし、いつも買うてく土産のことも分かっとんのか微妙で…
ライブ行く前にした話も、全く同じ話やねん。なのに初めてするみたいにしだして、、、」

淳「、、、」

「俺、、Aのこと責めてまった、、。
あんなこと言うたらあかんのに、、
なんでなんって、、どうしたん、って、、、

A、訳分からんかったと思う。俺の態度にビックリして、ごめんって謝っとった、、

謝らせたいわけやないねん、Aを責めるつもりもないねん、、やのに俺、ほんま悲しくなって、、

…ほんま情けない。」

淳「そうやったんか、、、、しんどかったな、」