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崇裕、？
崇裕は私に、こんなふうに叶うこともない夢を見させてくれるくらい、
たくさんの幸せをくれたよね。
きっとこの時崇裕はもう分かってたんだよね、
私に残された時間では、本当の夫婦にはなれないこと。
でもそれで良かったんだと思うの。
紙切れ一枚より、もっともっと意味のあるものを私にくれた。
私は崇裕に、なにを遺してあげられたかな。
…なにもなくたって、きっと崇裕は ‘ 幸せや ’ って笑ってくれるよね。
崇裕。
私は本当に幸せだったよ。
現実は想像以上にシビアで、辛くて、苦しませてしまったけれど。
崇裕はいつもそばで笑っていてくれた。
私はきっと、世界一の幸せ者だった_________。
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作者名：ふう
| 作成日時：2021年7月17日 20時
