最後のひとかけらを君に2 (ページ5)

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3日間のライブは無事終わり、Aに土産を買うて帰った。

これ、Aのお気に入りのスイーツ、いつもめっちゃ喜ぶねん。

LINEはあれから時間が経ったら返ってきて、少し安心した。
溜めてた仕事する言うてたから、連絡するんは控えといた。

　

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「ただいま〜」

『お帰りー！』

お、元気そうな声。調子良さそうや。

玄関でたくさんの荷物を置いて、靴を脱いどるとAが玄関まで来てくれた。

　

『わぁ、大荷物、どうしたの？』

「えっ、、

…ほら、好きなやつ買うてきたで？」

『？？ありがとう！

え、今日のロケこんな遠くまで行ったの？』

「……っ、

ロケやなくてライブな？」

『、、ライブ？』

「、、おん、」

『あ、、、じゃああれやった？終わってソッコーのやつ！』

「…おん、……やったで」

『あれ、楽しみなんだよね〜笑
初めのうちはさ、終わったら帰っていけますってやってたのにいつの間にかみんな最後まで参加しててさ、笑』

「、、、おん、、」

、、っ、

この話、、、こないだしたやん、、。

なんで初めてするみたいに笑っとるん、、。

『今回はどんなことやった、、わっ！』

ぎゅっと胸が苦しくなって、思わずAを抱きしめた。

　