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コンビニ弁当を食べて、シャワーを浴びて。
スマホをいじって、酒を飲んでベッドに入る。




やけに時計の音が大きい。




気怠い身体を起こして、時計の秒針を睨んだ。





…ベランダに出て煙草に火をつける。



深く煙を吸い込んで、溜め息混じりに吐き出すと、白い煙は下へ流れて淀んでは、空気に混じって消えていった。





ぼんやりその様子を眺めてとると、ふと違和感がした。





…今になって受け流した君の話を思い出す。






‘ 夜が深くなって、物音がしなくなると、ここからでも電車の音聞こえるんだよ’






『…、

嘘やったんな、』



そんな遅い時間、電車走ってへんわ。




 

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作者名:ふう | 作成日時:2020年4月17日 3時

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