検索窓
今日:4 hit、昨日:12 hit、合計:8,093 hit

2 ページ2

「…崇裕はサドだよね、」


『は、』


「辞めればいいのに、」


『…吸いたいんならどーぞ、』


「違う。」


目を合わせずにベッドから降りる君。シャワーに行くようや。


俺の横を通り過ぎる時に、その腕を捕まえる。



『どこ行くん、』


「汗掻いた、」


『もう一回掻くけど、』


「…早くシてよ。」



君を引き寄せて唇を吸いながら、煙草を消した。




君はぶっきらぼうやけど、とても繊細やった。

甘く、高い声、

俺を離さない闇。

溶け合う瞬間は、いつもか細い声やった。



 

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふう | 作成日時:2020年4月17日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。