麗しのヒーローは前世で忠誠を誓う【ヒロアカ】【銀魂】 (ページ8)

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お花見ページ8

幼稚園入学から数日が経ち、今日はお休みの日である。今日はお父様も仕事が休みだと言うので珍しくお出かけをする。

『お父様ーきょうは、どこへ、行くのですか？』

「今日はお花見といって、桜を見ながらご飯を食べるんだよ。」

おお。お花見か！私もお花見好きだから良きだなあ。

侍女達にめいいっぱいのお洒落をさせられ、五人の使用人を連れて出掛けた。因みにうちの車リムジンなの知ってる！？すごいよ、あの縦長のやつ！

キラキラ感が溢れ出るお父様を眺めているともう花見場所に着いてしまった。目が合うと微笑んでくれるのはまじリスペクトだわ。

車から出ると辺りが1面ピンク色で覆われていた。

まるでどこか別世界に来たような感覚になる。

そういえば遥か昔に真選組の皆や万事屋ともお花見をしたなあ。お妙ちゃんのダークマター(玉子焼き)を口にねじ込まれてから意識失ったりしたけど凄く楽しかった。

会いたい…けど、もう絶対に会えないんだから、会いたいとはもう思わないようにしている。
寂しくなるだけだしね。

その後はブルーシート…ではなく、しっかりとした長机に並べられた高級食材のお弁当を食べた。二人だけでは少し寂しいので使用人たちも一緒にとお願いして皆でたくさんお話して楽しかった。