個性把握テスト2 ページ19
「最下位除籍って…！
入学初日ですよ！？
いや初日じゃなくても…理不尽すぎる！！」
不満を述べる生徒達。
確かに、やっと憧れの雄英に入れたんだから、初日に退学ってのは恥ずかしすぎるね。
「自然災害…大事故…身勝手なヴィランたち…いつどこから来るかわからない厄災
日本は理不尽にまみれてる。
そういう
「”Plus ultra”さ
全力で乗り越えて来い。」
･
そして始まった個性把握テスト
第1種目：50ｍ走
これ私的にはただの瞬発力試しだよね？
軽く準備運動をしていたら名前を呼ばれ、スタート位置に着く。
《位置について、用意＿＿＿
＿＿＿バンッ》
《ピッ＿＿＿0.52》
あーちょっと遅かったかな。
まあいいや。クラスでは1位だろうし。
次行こー次。
第2種目：握力
《ピピ＿＿＿86kg》
「はあーーーー！！？内賀嶋、86ってあんたやばいね！」
「そう？」
「個性瞬間移動だと思ってたけど、違うの？」
「いや、瞬間移動だけど。」
「え、じゃあその握力はノーマルか！」
芦戸ちゃんに青い顔をして引かれた。
ちょっとオーバーリアクションなとこ可愛い()
＿＿＿
緑谷side
(この子、さっきから個性使ってない…！？
確か…推薦の内賀嶋さんだよな！？)
もう芦戸さんと仲良くなり話している彼女を見る。
(仮面で顔が隠れてて…ミステリアスな感じだけど、どんなトレーニングしているんだろう…)
またブツブツと考え始めてしまうところでいけない！と頭を振る。
(今は自分の事に集中しなきゃ！！)
焦りを増す自分を落ち着かせるように息を吐いて、拳を握りしめた。
＿＿＿
第3種目：立ち幅跳び
第4種目：反復横跳び
第5種目：ボール投げ
残りのテストも難なくこなす。
個性使えるのはあんまり無かったけど、結果は出せたと思う。
「どうしよー！！私どきどきするー！！」
「大丈夫でしょ、さっきも凄い結果出してたし。」
「そーかなあー」
(と言うか…あのもじゃもじゃデクくん？がやばいと思う)
クラスからホントに一人いなくなっちゃうのかな。
これから強くなるかもしれないのに、金の卵をそう簡単に棄てちゃうのは勿体ないような気もする。
･
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燈崋 - すっごく面白いです!! これからも更新頑張ってください! (2020年4月13日 13時) (
レス) id: b7076df8b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：flower* | 作成日時：2019年10月22日 17時
