麗しのヒーローは前世で忠誠を誓う【ヒロアカ】【銀魂】 (ページ11)

今日:7 hit、昨日:4 hit、合計:32,881 hit

頼みごとページ11

個性が発現して何ヶ月かが経ち、もう個性も大分コントロールが出来るようになった。

そして私は今、お父様にあるお願いをする為に寝らずに部屋でお父様を待っていた。

お願いとは、

剣道をする事である。

吾輩は元侍である。技は思い出せるのだから師なんかは要らない。
しかしあの過保護な父だからなかなか承知してくれないとは思う。
だが刀を手放す気もさらさら無い。

個性も使えるようになったし、それに、私は、

ヒーローというものに興味を持った。

侍とはまた違った魂を持った者。多くの人の笑顔を守る為、戦う。

…と、いうより私は思いっ切り刀を振れる、という所に惹かれたのだが…まあ今はどうでもよい。気にしない。

なのでお父様にはそこら辺のお話をしておきたいと思っている。

はーまだかなー。ちょっとお父様過労し過ぎなんじゃないんですか。いつ帰ってくるんだよ。眠くなってきた。

そんな事を考えていると部屋の外から微かに「おかえりなさいませ」と聞こえた。