離さないでね。 Jade ページ4
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「それ、かわいいっすね。」
クラスメイトのラギーと授業前に話していたら
私の爪をさしてそう言った。
「かわいいでしょー。ジェイドがやってくれたのー」
薄い青色のネイル。
はは、
とラギーのかわいた笑い声が右から聞こえる。
ジェイドに結いてもらった髪の毛。
ジェイドにもらった香水。
ジェイドにしてもらったネイル。
私だって鈍感じゃないし、これがなにを示しているのかくらいわかる。
素直に嬉しい。
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お昼ご飯、オクタビネルの3人と食べるためにまずはアズールのところへ。
まだ終わってないみたいで、
教室の前で待っていると
「わぁ。」
大きな影ができて、
首に誰かの髪の毛が触れた。
「、、、どーしたの？ジェイド。」
「それ、体痛くない？」
高い身長を折り曲げて
彼から見たら身長の低い私の肩に頭を乗っけていた。
後ろから前にまわってきた手は驚くほど優しい。
声をかけても答える気配はない。
まだアズールは教室から出てきそうにないし、
とジェイドを引っ張って空き教室へ入る。
「おいで。」
手を大きく開いて彼に声をかける。
正面からゆっくりと私に腕をまわして抱きついてくる。
きっと、彼は何かを頑張って疲れたのだろう。
私が疲れているときはいつもジェイドがこうしてくれるから、私も彼が疲れている時は同じことをする。
背中をとんとん、としていると首に違和感が。
ちゅ、と唇が首から離れる音がする。
「あ。こら。」
きっと私の首に赤い点ができているだろう。
「見えるところは駄目ー。」
と彼の口を塞ぐと
「なんでですか。」
と納得しない様子。
だって、短いスカート履いてたら脚を
噛まれたり跡つけられたりしてスカート履けなくなったの最近の話だもん。
まぁ、いっか。
「ん。」
ジェイドの襟を掴んでしゃがむように促す。
首に唇をおとせば、ジェイドは嬉しそうに笑う。
「、、、離れないでね。」
「もちろん。離しませんよ。」
私達はきっと共依存。
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焼き鳥(プロフ) - 最っ高です！キュンキュンしました！リクエストを受け付けているのでしたら、デュース君との甘々を見たいのですが宜しいでしょうか‥？お願いします！ (2020年8月23日 23時) (
レス) id: 99af87c35a (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - 眞由さん» 了解しました！！ (2020年8月6日 14時) (レス) id: 1bc6067f5f (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - みらいさん» ありがとうございますー！了解しました！ (2020年8月6日 14時) (レス) id: 1bc6067f5f (このIDを非表示/違反報告)
眞由(プロフ) - ケイトくんの甘々なのがみたいです！普段ケイトくんに甘やかされてる夢主ちゃんが逆にケイトくんのことを甘やかすみたいなシチュエーションが見たいです (2020年8月6日 3時) (レス) id: 1e020c893e (このIDを非表示/違反報告)
みらい(プロフ) - はじめまして！とってもお話面白くて最高です！イデアくんのお部屋で甘々なお話が見たいです！よろしくお願いします！ (2020年8月6日 2時) (レス) id: bd24c1a849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎ | 作成日時：2020年8月4日 21時
