可愛い小競り合い�� ページ42
(西畑side)
今日はとある雑誌の撮影で、メンバー揃ってスタジオ入りをした。
普段なら軽く髪型やメイクを整えてもらった後に順番に撮影という流れなんやけど、今日は少し違うらしい。
俺らがカメラマンさんからの指示を聞いていると、後ろからチリンチリンと可愛らしい鈴の音がする。
振り向くと、これまた可愛らしい白い猫がいた。
スタッフ「今日ご一緒させていただく、白猫のユキちゃんです！」
ユキ「にゃあ、」
長尾「うわぁっ、可愛ええ…！」
大西「めっちゃ可愛ええ子ですね…！触ってもええですか？」
スタッフ「ふふ、大丈夫ですよ！」
そう、今日は猫のユキちゃんと一緒に撮影をする。
今回出させていただく雑誌がペット系の雑誌ということもあり、ユキちゃんとの絡みがメインになるようやった。
個人個人の撮影を終え、カメラやスタジオセットを変えるために休憩が挟まれた。
俺らは各々好きなように休憩を撮っていて、みなくんは椅子に座ってドラマの台本を読んでいた時やった。
チリン、と鈴の音が鳴る。
みなくんの足元を見ると、ユキちゃんがそわそわした様子でみなくんの足元や椅子の周りをうろうろ歩いていた。
それに気づいたみなくんは『ユキちゃん？』と声を掛けて手を伸ばし、ユキちゃんの顎を優しく撫でてみる。
ユキ「にゃあ、にゃう、」
『なんや話してるな、ふふ』
西畑「みなくんの膝に乗りたいんやない？」
『俺の膝に？ほらおいで、ユキちゃん。』
ユキ「みゃあ、！」
みなくんが優しくユキちゃんを抱き上げ、膝の上に乗せてみるとこれを待っていたと言わんばかりに寛ぎ始めたユキちゃん。
時折みなくんが人差し指で喉元を優しく撫でてみると、ゴロゴロと甘えるように喉を鳴らすユキちゃん。
…何？猫まで虜にするん？
そんなことを考えていると飲み物を買いに行っていたはっすんたちが近寄ってきた。
大橋「あれ？ユキちゃんみなのとこにおるやん。」
高橋「しかもめっちゃ甘えてますね、ゴロゴロ言ってる、」
『ごろごろごろ…』
藤原「みなはゴロゴロ言わんでええねん。」
西畑「ほんまに甘えてるなぁ…。」
大橋「みな猫飼うてたっけ？」
『いや、俺動物は好きやけどペット飼うたことないで。』
藤原「撫でるん上手いな、ユキちゃんめっちゃ寛いでるで。」
ユキちゃんはみなくんの膝の上で身体の力が抜けたかのように手足を伸ばしきっている。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1276人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麦茶(プロフ) - 咲蘭さん» リクエストありがとうございます！了解しました、お話完成まで暫くお待ちください…！ (2022年4月25日 11時) (
レス) id: 0e6fdc2bac (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - 夏乃さん» 了解しました！教えていただきありがとうございます！お話完成まで暫くお待ちください…！ (2022年4月25日 11時) (レス) id: 0e6fdc2bac (このIDを非表示/違反報告)
咲蘭(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。もし可能なら、スノストやLilかんさいとの絡みを見たいです！ (2022年4月17日 22時) (レス) @page45 id: 46f2280ecc (このIDを非表示/違反報告)
夏乃(プロフ) - 麦茶さん» できればでいいのですが、少年忍者の一部でもいいので出してほしいです…ちなみに少年忍者でしたら誰でもいいです… (2022年4月17日 19時) (レス) id: 219365d48b (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - 夏乃さん» リクエストありがとうございます！人数がかなり多いことになるので、東京Jrで必ず出して欲しいグループやJrの方が居ましたら教えていただいても大丈夫でしょうか…？ (2022年4月17日 19時) (レス) id: 0e6fdc2bac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：麦茶
| 作成日時：2022年3月28日 21時
