�� ページ45
(西畑side)
飽きられる
その一言を聞いて俺らの顔は真っ青になった。
丈くんは「は、はぁ？飽きるってなんやねん、」と言いつつジュースを飲む手がアホみたいに震えてる。動揺しすぎ。
流星が「僕たちのこと気にせんと甘えてみぃや、喜んでくれるで？」って言ってくれた。
でもどう甘えたらええんやろうと悩んでいる間に高橋が動いた。
高橋「みなくん、」
『ん？』
高橋「あの…ちょっとでええんで、膝枕してもらいたいんすけど、。」
『ええよ、おいで？』
みなくんは少し驚きつつもすぐにいつもの笑顔を見せ、ソファーに腰掛けると高橋を膝の上に寝かせた。
思いの外するっと甘えることが出来た高橋はびっくりしつつもぎこちない動きで膝枕をしてもらい、嬉しそうに頬を緩めてた。
『髪綺麗やな、ケア大変ちゃう？』
高橋「！ 大変っすけど、頑張ってます、」
『凄いなぁ、ふふ。サラサラやん、』
慣れた手つきで高橋の頭を撫でるみなくん。
う、羨ましい〜〜…！！
そのまま20分くらい膝枕をしてもらった高橋は満足気な顔でこちらに戻ってきて、「最高っす」とドヤってきた。
その次に動いたんははっすんで、勢いよくみなくんに飛びついた。
大橋「みな！どーん！」
『んわ、危ないやろ〜？(笑)』
大橋「んふふ、びっくりした？」
『びっくりしたで、ふふ。』
飛びついた勢いでみなくんの膝に乗ると、みなくんははっすんの腰を抱き寄せて膝に乗せる。
え、そんなすぐ甘えられるん？
はっすんがみなくんに見えんように口パクで「次大ちゃん！頑張れ！」と言ってくれ、数分後に膝の上から退いた。
うん、大丈夫、ちょっと甘えるだけやから…。
いやめっちゃ心臓ばくばくする。どないしよ、なんて言うて甘えよう？
みなくんの前に突っ立ったまま悩んでいると、みなくんが俺の手を取って優しく引いた。
倒れる、と思ったらみなくんの膝の上にぽすっと乗った。
『甘えたいんやろ？』
西畑「えっ、バレてたん？」
『あんな分かりやすくしてたら誰でも気づくで(笑)』
俺を抱き締めたまま背中を撫でてくれて、くすくすと笑うみなくん。
なんやこれ、悩んでたんがあほみたい。
最後は丈くんだが恥ずかしくて中々言い出せないらしく「もうええって！」と逃げようとしたら、みなくんが丈くんの肩を抱いて、そのまま頭を撫でた。
『恥ずかしいねんな、？』
藤原「っ、お、そういうとこやで！？」
みなくんやっぱずるい。
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麦茶(プロフ) - あずさん» 下の名前を変換できるようにしていますが、作中では「みなくん／みな」といったあだ名を使うことが多いです、申し訳ございません。 (2022年5月2日 14時) (
レス) id: 0e6fdc2bac (このIDを非表示/違反報告)
あず - 名前固定なんですか？？？変換した名前がいいんですけど (2022年5月2日 11時) (レス) id: 4f57076612 (このIDを非表示/違反報告)
おひさま(プロフ) - 年下組って恭平までじゃないんですか？間違っていたらごめんなさい💦 (2022年1月1日 21時) (レス) id: 2366bd0fb2 (このIDを非表示/違反報告)
アヤカ(プロフ) - 麦茶さん» お忙しい中ありがとうございます！楽しみにしていますね！頑張ってください！ (2021年12月7日 3時) (レス) id: ce93f22c4f (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - MMT11O5さん» コメントありがとうございます！そうですよね、バランスよく書くように致します…！なにわちゃんや関ジュでの書きたいお話も書き進めているので、更新出来るのを待っていただけたらと思っています…！ (2021年12月2日 21時) (レス) id: 0e6fdc2bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦茶
| 作成日時：2021年11月24日 23時
