�� ページ37
・
みなのお母さんによると、今日の朝にこっちに戻ってくるらしい。
それで俺らはみなの地元にある市営プールにお昼すぎに向かうことにした。
今日の予定についてはみなのお母さんが話を通してくれているらしい。
桐山「もう、そんな落ち込まんでもええやろ…(笑)」
藤原「だって仲直りできるか不安なんですもん…。」
室「ごめんって言うたら仲直りできるって。ほら、みなにクロール教えるんやろ？」
藤原「んん…、」
神山「…あっ、みな来た！」
建物の出入口の前で待っていると、みなとみなのお父さんが来た。
みなはしょんぼりとしていたが、俺の顔を見るとすぐに駆け寄ってきた。
『丈一郎、ごめん…！』
藤原「…俺こそごめん、みな。」
『今日、一緒に遊んでくれる…？』
藤原「っ、もちろん！クロール教えるもんな！」
『〜〜っ、やったぁ！』
神山「はぁ…仲直り出来てよかったなぁ…(笑)」
桐山「あかん、なんか俺泣きそうや…。」
室「なんで照史が泣くねん。」
その日は夕方まで存分に遊んだ。
みなのお父さんが荷物を見ていてくれて、俺らはみんなでプールに入った。
みなは初めて入るプールにびびっていたが、水の冷たさに驚きつつも楽しそうに遊んでいた。
お昼ご飯にはみなのお父さんが焼きそばやおにぎりを全員に奢ってくれて、時間いっぱい遊ぶと帰る頃にはくたくたになっていた。
帰る時間になり、更衣室で着替えているとみなが俺に話し始めた。
『俺な、丈一郎と遊べて嬉しい。』
藤原「えっ？」
『初めて友達とプールに入れて嬉しかった。泳ぐん難しかったけど、丈一郎が手繋いでくれてたから泳げてん。誘ってくれてありがとう、丈一郎！』
藤原「っ、来年はどっちが早く泳げるか対決な！」
『えへへ、うん！照史くんと神ちゃんと龍太くんもありがとうございました！』
桐山「ええねんええねん！俺らも楽しかったで！」
そしてその日はみんな帰路についた。
みなはこの日のことを絵日記に書いてくれたらしく、みなのお母さんが「一緒に遊んでくれてありがとう」「また遊んであげてね」とお礼を言うてきた。
＿＿＿＿＿
＿＿＿
藤原「…あれ、初めての喧嘩やったな。」
そう呟き、俺は収録へと向かった。
今度、みなを海にでも誘おうか。
夏になると、この日のことを思い出す。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1558人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関西ジャニーズJr」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麦茶(プロフ) - enさん» 教えていただきありがとうございます！了解致しました、お話完成まで暫くお待ちください！ (2022年8月31日 19時) (
レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - 麦茶さん» 共に挑戦するメンバーは丈くんでも良いですか？全然他のメンバーでも構いません！ (2022年8月30日 16時) (レス) id: 74f56a3d1f (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - enさん» お返事遅れてしまい申し訳ございません、リクエストありがとうございます！脱出島で共に挑戦するメンバーの指定はございませんか？もしある場合は教えて頂きたいです…！ (2022年8月30日 0時) (レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - みなくんに『冒険少年』の脱出島にどなたかメンバー1人と一緒に挑戦してもらいたいです。できれば、チャレンジ中にメンバーにテレビ電話をしてもらいたいです。すごく大好きなお話なのでこれからも頑張ってください！ (2022年8月22日 20時) (レス) id: 74f56a3d1f (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - おーさん» リクエストありがとうございます！了解しました、お話完成まで暫くお待ちください(^-^) (2022年8月22日 11時) (レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：麦茶
| 作成日時：2022年7月10日 19時
