【銀魂】嫁がいるなんて聞いてない。弍【坂田銀時】

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松平『賭けには負けちまったなぁ。』


A「まぁ…私も運が良かっただけだ。生き倒れてたところを、歌舞伎町の人情深いばーさんに拾われた…
見つからず勝ち越せれば御の字だったのになぁ。」


松平『あまいなぁ。嬢ちゃん。
ってぇ事だ。約束通りおめぇさんには俺の手駒になってもらうぜぇ？』


A「一回だけな！その約束、忘れてないよね？」


松平『もちろん。一度きりでも十分心強い。
今なぁ、おいさん。野良犬、育ててなぁ。
まだまだ使い物になるかわからねぇが、必ずこの江戸を守れる部隊にしてみせる……どうだい？一緒に野良犬飼わねぇか？？』


A「残念ながら、私はとっくに飼われてる側だよ。それに幕府なんざこりごりだ。でも、手なら貸してやる。
あんたには恩がある。あの時、見逃してくれた上に、私を殺 してくれた。」


松平『美人にはめっぽう弱いたちでなぁ。お願いなんてされちゃあ聞くしかねぇよ。
くたばってなくて安心した。この世から貴重な別嬪さんを1人消しちまったとなりゃ、俺ぁ、極楽には行けねぇからよぉ。』


A「ははっ！そうか。今はAと名乗って、情報屋をやってる。」


松平『松平 片栗虎だ。忘れんじゃねえぞ？Aちゃん。』


A「なにか特殊な情報が欲しい時はここに連絡してくれ。依頼ならいくらでも受ける。松平の頼みなら安くするからさ。」


と言うと、銀時〜と店に戻って行った。


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近藤『兄ちゃん。さっきはこいつらが悪かったな。』


銀時『あ？べふひ。(ゴクッ)突然殺気立ったあいつも悪い。』


近藤『そうかい。ところであの姉ちゃん何者だ？あんたも相当な手練れと見受けるが？』


銀時『誰が知らねぇ奴にベラベラ話すかよ。そっちこそ。あのおっさんなんなんだよ。』


土方『誰が知らねぇ奴にベラベラ喋るか。』

近藤『この街の警察の頭になるおっさんだ。』

土方『近藤さん……』


銀時『あれだな？知ってるって事はきっとばーさんが言ってた…
まじかよ…あのおっさんを……うちのAが、、、
くそぉぉ…元カレ見ちまった気分だ。』


沖田『嘘でィ！あんな別嬪さんがとっつぁんの昔の女だってのかィ！？』


近藤『えっ…それ不味くね？とっつぁんって結婚してたよね！？お子さんいるよね！？』


銀時『うるせぇ！！物の例えだ！くそゴリラ共っ！！』


沖田『ゴリラは近藤さんだけでさぁっ！！』


土方『静かにしろ。バカども。』


銀時『あ"ぁん？なんだV字は((A「銀時。」

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