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キヨ『……すずしぃー。』
目を覚ましたのはちょうど昼の12時になる頃だった。
本来、人と寝るのがあまり得意ではない俺が、
来客用の布団でなぜか安眠、爆睡をしておよそ9時間。
よほど彼女の隣で寝るとこが心地よかったのか…と
まだ起きていない頭で、昨日あったことを思い出す。
いつもなら消えてるはずのリビングのエアコンがついていて快適…
キヨ『ん…？エアコン？？なんでついて、、、Aか。
A！？！？えっ！！いない！！！』
いつの間にか、俺にだけしっかりと掛かられたタオルケットを投げ飛ばし飛び起きる。
えっ？昨日のは夢、、、？じゃないな！！
あいつの荷物置いてあるわ！！！
トイレ、洗面所、風呂場、俺の部屋。
ベッドの隙間からテーブルの下、ソファーの裏まで見ても、どこにもいない。
キヨ『えっ…今度こそ出てった、、、？勝手に俺が隣で寝たからか！？
そうだよなっ！そうだな！しらねぇおっさんが隣でなんて寝てたら気持ち悪いよなぁ！！』
その時、ガチャリと玄関から音が聞こえてきた。
お邪魔します…という小さな声も一緒に。
A「なんか奇声あげてました？」
キヨ『Aー！！どこ行ってたんだよぉ！びっくりしただ…ろ…ってお前、その格好で外行ったの？』
A「えっ？はい。着替えるのめんどくさくて。」
キヨ『は…はははぁっ！ダボダボだなぁ！
おはよ。おかえり。』
A「あっ。ただいま…です。」
キヨ『何買ってきたの？？』
手に持っている袋から最寄りのコンビニに行ってきたことはわかっていた。
A「お腹すいたので朝ごはん。もうお昼ですけど。
キヨ兄のも。キヨ兄は朝、おにぎり派？サンドウィッチ派？」
買ってきたものをテーブルへ置いていくA。
キヨ『いっぱい買ってきたなぁ(笑)
俺はごはん派。これもらっていい？あっ、いくらだった？』
A「お金いらないです。」
キヨ『いやダメだろ。つーか、これからも全部俺が出すから。』
A「それも嫌です。」
キヨ『えぇ…』
A「じゃあ、夜ご飯食べに行きたいです、、、」
初めてのAの意思での頼み事に俺は嬉しくなって
キヨ『いいよ！！何がいい！？寿司！？焼肉！？』
とついつい食い気味に聞いてしまう。
A「ら、ラーメン…」
少し照れたように呟く姿があまりにも可愛くて
つい顔が綻んでしまった。
キヨ『いいよ！夜ラーメン行こうか！』
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シロ(プロフ) - 今日見つけて一気読みしたんですがもう泣きそうです。更新楽しみにしてます！ (2月29日 11時) (
レス) @page35 id: 0f818d1e71 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - honoさん» 読んでいただきありがとうございます！！頑張って更新しますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです！！！ (9月26日 18時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
hono - 今日見つけて読んだんですけど面白すぎて全部読んじゃいました！！！これからも更新待ってます！ (9月26日 5時) (レス) @page26 id: f4c357a258 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - 舞さん» 大変お待たせしました…！読んでいただきありがとうございます！最後までお付き合いいただけたらうれしいです！ (9月16日 15時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎回楽しみに読ませてもらってます。 (9月16日 1時) (レス) @page26 id: 6cc5db9b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2023年7月25日 16時
