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イブ『Aちゃんのお兄さんってイケメンだった？』
A「いやぁ…身内贔屓あってもなんとも言えない…」
イブ『Aちゃん可愛いから、きっとイケメンだねぇ。』
A「イブ君のほうが1000倍イケメンです。」
さっきからこの調子で会話をしている2人。
俺がいない一瞬でそんなに仲良くなれるもんなの？
しかも、なんか……なんか！気になんなぁ！！
そんなことを思いながら、前を行く2人の後ろをゆっくり
Aの歩幅に合わせて歩く。
イブ君がデカく見える…
Aちっちぇ〜。
イブ『Aちゃんのお兄さんは何歳だったの？』
A「えーっと…32歳です。歳離れてるんですよ。」
イブ『おぉ。めちゃくちゃ離れてるな。あれ？キヨと同い年じゃない？？』
A「えっ…」
キヨ『えっ。てなんだよ(笑)
俺早生まれだから、学年違うかもだけど多分同い年だな。』
A「もっと若いと思ってた……兄も早生まれです。」
キヨ『あー。じゃあマジで一緒かもな〜。』
イブ『へぇ〜。キヨの歳で高校生の妹かー！いいな。
Aちゃんは？誕生日！』
A「1月です。」
イブ『えっ！早生まれ。僕だけ仲間はずれだー。』
A「イブ君の誕生日は？」
イブ『僕はねぇ…『あのさ。』
会話の邪魔すんのもなぁって思ったけど、
俺はずっと気になってたことをつい、反射的に突っ込んでしまった。
キヨ『なんでイブ君はイブ君呼びなの？俺はお兄さんなのに。』
A「そう呼んでって言われたので。」
イブ『キヨもあだ名で呼んでほしい？』
なんかニヤニヤしながら
だってよ〜！とAの肩をつっつくイブ君。
キヨ『別にそう言うわけじゃないけど。数日だったとしても一緒に過ごすなら、よそよそしいのも寂しいだろ。』
A「………キヨ兄。」
キヨ『………イブ君。もしかしなくても、なんか吹き込んだでしょ。』
腹を抱えてゲラゲラ笑っている目の前のそいつを
俺は軽く睨む。
キヨ『どっかの芸人みたいになるから却下します。』
A「じゃあ…清川の兄貴。」
顎に手を当て、真顔でそんなことを言うもんだから
イブ君がいよいよツボに入った。
キヨ『………じゃあ…キヨ兄で。』
はぁ…とため息混じりに返事をすると、
Aはなぜか満足そうな、得意気な、そんな表情を浮かべた。
まぁ、なんか納得してるから…
それでいいか。
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シロ(プロフ) - 今日見つけて一気読みしたんですがもう泣きそうです。更新楽しみにしてます！ (2月29日 11時) (
レス) @page35 id: 0f818d1e71 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - honoさん» 読んでいただきありがとうございます！！頑張って更新しますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです！！！ (9月26日 18時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
hono - 今日見つけて読んだんですけど面白すぎて全部読んじゃいました！！！これからも更新待ってます！ (9月26日 5時) (レス) @page26 id: f4c357a258 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - 舞さん» 大変お待たせしました…！読んでいただきありがとうございます！最後までお付き合いいただけたらうれしいです！ (9月16日 15時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎回楽しみに読ませてもらってます。 (9月16日 1時) (レス) @page26 id: 6cc5db9b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2023年7月25日 16時
