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キヨ『俺の兄ちゃん？兄ちゃんはー…なんだかんだ俺に激甘だったかなぁ。』
A「キヨ兄は末っ子って感じする。今日見てて思った。」
キヨ『末っ子はお前だろぉ。兄ちゃんに甘やかされまくりやがって。』
A「確かに。私の面倒はいっつもお兄ちゃんだったなぁ…」
珍しく、今日のAはよく喋る。
あいつらに会ってなにか思ったのか…
それとも、気分が高揚してるのか、、、
A「キヨ兄の初めて投稿した動画って何？」
キヨ『どうした？突然。』
A「うっしーがそんな話ししてたから気になった。」
キヨ『うっしー呼び定着してる(笑)
俺はねー、ポケモン。プラチナってソフト。Aにわかるかな？』
A「うーん…わかんない。ブラックより前？」
キヨ『前かなぁ。2006年とかそんくらいのゲームだったかなぁ。』
A「にっ…！？そっかぁ……」
キヨ『なによ(笑)2006、、、ね…あっ……』
A「2006年って私…」
キヨ『言うな！！絶対それ以上喋るな！！くそぉ！ガキンチョめぇ！！』
A「きゃーっ！！やめて！ははっ！！」
隣に寝てるAの頭をぐっしゃぐしゃに撫でてやる。
目が慣れてきて、ほんの少しだけ
ぼんやりと楽しそうな顔をするAが見えた。
それからも、珍しく俺についての質問をしきりにしてくる。
ひとまずAが寝るまで付き合うことにした。
A「キヨ兄の出身ってとうきょー？
レト兄はね、京都っていってたよぉ。」
あぁ。そうか。
あの3人はAに自分の話してたけど、俺あんましねぇもんな。
だからか。
キヨ『俺はねー北海道。遠いだろー。』
A「だから、、、たまに変なイントネーション……」
キヨ『えっ…嘘。まじで？そろそろ治ってきたと思ってたんだけど。』
A「おに…ちゃんも、、、ほっかいど……」
ここまでかろうじて聞き取れたが、その後の言葉は繋がらなかった。
すー…と規則正しい呼吸をするA。
キヨ『ははっ！ほんと子供みてぇだな。』
丸まって寝てる肩までしっかりタオルをかけ、俺もやっと寝る体制に入る。
"私の面倒はいっつもお兄ちゃん"
かぁ……
なぁAの兄ちゃん。
俺、本当にこの子を家に帰してもいいのかな。
本当はそう言うこと言いにきたとかじゃねぇよな？
勝手に俺に取り憑いたあんたでも
さすがにそんな無責任なことしないよな。
キヨ『早いとこ、どうにかしないとなー…』
俺が離れられなくなる。
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シロ(プロフ) - 今日見つけて一気読みしたんですがもう泣きそうです。更新楽しみにしてます！ (2月29日 11時) (
レス) @page35 id: 0f818d1e71 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - honoさん» 読んでいただきありがとうございます！！頑張って更新しますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです！！！ (9月26日 18時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
hono - 今日見つけて読んだんですけど面白すぎて全部読んじゃいました！！！これからも更新待ってます！ (9月26日 5時) (レス) @page26 id: f4c357a258 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - 舞さん» 大変お待たせしました…！読んでいただきありがとうございます！最後までお付き合いいただけたらうれしいです！ (9月16日 15時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎回楽しみに読ませてもらってます。 (9月16日 1時) (レス) @page26 id: 6cc5db9b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2023年7月25日 16時
