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キヨ『じゃあ、俺もう少ししたら出るから。出かける時は戸締りよろしくな。』
ちょこんとソファーに座って俺の部屋から持ってきた漫画を夢中で読んでいるAは
俺の問いかけに、コクリと頷くだけだった。
Aが家に来て3日目。
お互いに少しずつ相手のペースがわかってきたところで、
Aもこの家で少しくつろぐようになった。
一つわかったことは、兄ちゃんがいるだけあって、
割と、少年漫画やアニメが好きだということ。
俺がゴソゴソと最俺ハウスへ出かける準備をしていると、
A「あっ…キヨ兄？あのさ、部屋にあった、いっぱいのゲーム。
あれって…触っちゃダメ？？」
少し目を輝かせたAがこちらを向いていた。
キヨ『なに？お前、ゲームとかすんの？』
A「お兄ちゃんとたまに。一緒にやったり、借りたりしてた。」
キヨ『へぇ！何やったことある？』
A「いろいろやったけど…初めてやったのがね、ポケモンのブラック。幼稚園の時だったかな？
お兄ちゃんが夏休みに帰省した時に持ってきてて。」
キヨ『へぇ…ブラックの時に幼稚園……
やばい泣きそう。俺、おっさんじゃん…』
A「お兄ちゃんと同い年だもんね。
キヨ兄もその時大学生？大学行ってたの？」
キヨ『おー…ブラックって何年、、、2010年！？
おー！俺大学生だわー。
あれー？俺も持ってたはずだなぁ。どこやったんだったか…
じゃあ、今日は家にいる間、ゲームでもするか？？』
A「いいの？」
キヨ『おー。いいよ。こっちのテレビに繋いでやるよ。
何がいい？』
A「Switch。」
俺が知る表情の中で1番嬉しそうな顔をして答える。
大人びた子だなぁなんて思ってた数日前の俺。
それは間違いだぞ。
こいつは幼女だ。
ちょっと待ってろ〜と、部屋に取りに行き、テレビに繋ぐ。
俺の後ろをちょこちょことついて来ては
そわそわとその様子ををずっと眺めてる感じからして
相当やりたかったのだとわかる。
キヨ『ほい！使い方はー…わかるな。
わかんなかったら連絡して？』
いつもより激し目に頷く様子がなんとも可愛い。
じゃあ行ってきます。
そう声をかけると、いつもより少しだけ楽しそうな顔で
手を振られた
キヨ『やばい。これが母性…？？』
.
.
.
こーすけ『キヨ。ケータイ鳴ってたぞ？』
キヨ『あ？？』
【アカウント、どれ使っていい？】
なんでもいいよぉ！可愛いなぁ！
フジ『えっ…キモ。ニヤニヤすんなよ。』
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シロ(プロフ) - 今日見つけて一気読みしたんですがもう泣きそうです。更新楽しみにしてます！ (2月29日 11時) (
レス) @page35 id: 0f818d1e71 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - honoさん» 読んでいただきありがとうございます！！頑張って更新しますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです！！！ (9月26日 18時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
hono - 今日見つけて読んだんですけど面白すぎて全部読んじゃいました！！！これからも更新待ってます！ (9月26日 5時) (レス) @page26 id: f4c357a258 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - 舞さん» 大変お待たせしました…！読んでいただきありがとうございます！最後までお付き合いいただけたらうれしいです！ (9月16日 15時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎回楽しみに読ませてもらってます。 (9月16日 1時) (レス) @page26 id: 6cc5db9b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2023年7月25日 16時
