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A「驚かせてしまってごめんなさい…
私、須和(すわ)って言います。」
『ここじゃ目立つから、どこか入ってお話ししない？
僕らでよければ話聞くよ〜。』
なんて、危機感も何もないイブ君の一言によって
なぜか俺、イブ君、そして先程の女の子も一緒に
飯を食いにきた。
悪質なストーカーとかだったらどうすんだ…
俺はそんなことを思いながら終始無言で
無心に飯をかっこむ。
イブ『須和ちゃん、下の名前は？』
A「あっ、Aです。須和A。」
イブ『Aちゃん！教えて。お兄ちゃんって誰のこと言ってるの？』
A「あの…信じてもらえないとは思うんですけど…
そちらの赤髪のお兄さんに私の兄が取り憑いてしまっていて、、、」
赤髪のお兄さんって俺のことか。
イブ『キヨに？？？君のお兄さんが？？』
A「はい…べ、別に！悪い気は起こしてないんです！
ただ、一緒にいるというか、、、くっついてると言うか…
なんでお兄さんのところから離れようとしないのかわかりません。
本来、、、こんなところにいちゃいけないのに……」
弱々しく、消えそうな尻すぼみの声で言葉を繋ぐ
Aと名乗る少女。
兄ちゃん、亡くなってんのか。
特に口には出さなかったが、ほんの少しだけ気になった。
まぁ…ガチ目に、嘘ついてるかもしれないけど。
キヨ『こんなところにいちゃいけないって何？』
A「あっ。えっと…」
イブ『別にこの人怒ってるわけじゃないから。気にしないで、教えてあげて〜。』
A「あの、、兄の魂は本来ちゃんと戻る場所があるんです…
ただ、なんでお兄さんのところにいるのか意図が全く読めなくて。
もし、このままどこか遠く、見えないところに行ってしまったとしたら……えっ。どうしよう。そうなったらどうしよう…」
キヨ『なるほど…戻る場所……』
あらかた、成仏とか、そんな話だろうなぁ。
イブ『ねぇねぇ。じゃあさ、キヨを見張ってればいいんだよね？？
そしたらお兄さん、勝手にどこか行くことないんじゃない？？』
「へっ？？」『はぁ！？！？』
イブ『Aちゃんのお兄さんがなんでキヨの近くにいたがるのか、そもそも原因がキヨなのかも、わからないんだから
2人で探してみればいいんじゃない？
何かきっかけがあれば満足して帰れるかもしれないし。』
いやいやいやいや！！！イブ君！？！？
ちょっと待て！！！！！
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シロ(プロフ) - 今日見つけて一気読みしたんですがもう泣きそうです。更新楽しみにしてます！ (2月29日 11時) (
レス) @page35 id: 0f818d1e71 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - honoさん» 読んでいただきありがとうございます！！頑張って更新しますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです！！！ (9月26日 18時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
hono - 今日見つけて読んだんですけど面白すぎて全部読んじゃいました！！！これからも更新待ってます！ (9月26日 5時) (レス) @page26 id: f4c357a258 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - 舞さん» 大変お待たせしました…！読んでいただきありがとうございます！最後までお付き合いいただけたらうれしいです！ (9月16日 15時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新ありがとうございます！毎回楽しみに読ませてもらってます。 (9月16日 1時) (レス) @page26 id: 6cc5db9b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2023年7月25日 16時
