@24〜第4章 気が抜けるコックさん〜 ページ25
---次の日 【ウォーターセブン 元造船島】
A「ここ…だよね？？？」
昨晩、ナミに教えてもらった情報を頼りに
サンジに会えるという場所へと足を運んだA。
てっきりレストランか何かだと思ってきたものの
目の前にある、全くレストランとはかけ離れた建物に困惑していた、、その時…
チリンチリン…と扉が開く。
『またのお越しを。お気をつけてお帰りください、マダム。』
『ありがとう！また来るわ！___くん！』
A「あっ…さ、んじ…くん？？」
サンジ『サンジ？？あっ！！グッドタイミングだぜ！ナミ…さ、、、えっ……A、、ちゃ…ん……？？』
A「やっぱりサンジくっ、うぐっ！」
Aが久しぶりと手を振ろうとしたその時、目の前が真っ暗になり、ふわりと懐かしい香りに包まれる。
タバコと少しの香水の匂い。
サンジ「Aちゃん！！A…ちゃっ、ん…」
ずっと待ち続けていたかつての仲間を
力強く抱きしめるサンジの声は、
少し、震えていた。
Aは、相変わらず背の高いサンジ背中に腕を回し、よしよしと撫でる。
A「サンジくん、ただいま。」
、
、
サンジ『いやぁ！参った…俺ぁてっきりナミさんが来るもんだと…粋なことするぜ。』
A「そっかー。予約してたのか。だから時間まで指定されたわけね。納得。
まさか、美容師さんだとは思わなかったよ！まぁ、似合うけど！！」
サンジ『なんかね…今更、見習いから料理人の道に進む気にもなれなくてなぁ。
まぁ料理も趣味程度にはやってるよ！』
A「確かに。サンジくんなら三つ星レストランレベルだもん。」
サンジ『いやぁ…そんな褒めないでくれ、、、、
Aちゃんだあぁぁぁ……』
時たま、感極まって仕事しながら涙を流すサンジの姿を見て
大笑いしている客。
周りのスタッフは二人の関係が気になって仕方なかった。
A「あっはっは！！泣かないでよー！くくっ！
なんか、シャボンディで再集結した時の事思い出しちゃった。」
サンジ『ははっ！やめてくれ！ありゃぁ恥ずかしい。
それより、ほんとに全部任せてもらっていいのかい？要望あれば全然聞くよ？』
A「ううん！いいの。サンジくんセンスいいからお任せする！可愛くして。」
サンジ『かしこまりましたレディ。素材が良すぎるから代わり映えしねぇと思うが、素敵にしてみせます。』
A「あははっ！お願いします。」
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むぎむぎ(プロフ) - 天草 翠さん» そんなにお褒めいただけるなんて……ありがとうございます！！読んでいただき感謝です！！！！ (2022年10月1日 21時) (
レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
天草 翠 - とても素敵な作品でした！物語の設定や進み方が本っ当にセンスがあってここでは書ききれません(๑>◡<๑) ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年10月1日 18時) (レス) @page44 id: 70ed37fde4 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人さん» ひゃー！！ありがとうございます！！こちらこそ読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます！！ (2022年9月30日 22時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人(プロフ) - すごく素敵な作品をありがとうございます。とても面白かった...。感動しました。本当にありがとうございます。 (2022年9月30日 20時) (レス) @page44 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2022年9月29日 18時
