@19〜第3章 今でも私の妹〜 ページ20
---1か月後 春の女王の町 【セント・ポプラ】
A「いやぁ。さすがフランキーだなぁ…!」
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フラ『なんだぁ?おめぇ、ここにいんの俺だけだと思ってたのか?』
A「えっ!?違うの!?」
フラ『がははっ!俺様に最初に会いに来るたぁA、おめぇは運がいいぜぇ!
こっから列車で行けるセントポプラっつー町にナミがいる。
俺はその町に資材の買い付けによく行くんだがよ。
まぁ…行きゃわかるぜ。すぐ見つかるだろ。』
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という情報をもらったのは昨日。
2日前に辿り着いたウォーターセブンは、500年の歴史の中で、海に浮かぶ船島になっていた。
きっと、アイスバーグとフランキーが成し遂げたのだ……と口角が上がったのも序の口。
今回も1つの目的地で2人の仲間に会えるなんて!と、Aがすぐさまナミを探しに向かい
現在に至る…
A「しかし…ちゃんと人間で存在していてくれてよかった…。」
綺麗な街並みへ歩みを進めるAは
《続いて、お天気情報です。気象予報士の…》
A「………ゔぇっ!!あぁ…すぐ見つかるってそーゆーことか!」
街のど真ん中にある大きなスクリーンを見て納得した。
『可愛いよなぁ…』
『俺、この時間いつも天気予報だけ見てる。』
A「あのー。すみません。ナ…あのお天気お姉さんってどこ行けば会えますか?」
『えっ///て、テレビ局にいると思いますが!///』
『た、ただ///中には入れないかと!』
A「そうかぁ……どうもありがとう!」
顔を赤らめる男性2人に、営業スマイルをして、
テレビ局ってどこだ??と考えるA。
、
、
A「ふむ…やっぱり入れないよなぁ…」
やっとの思いでテレビ局とやらにたどり着いたAだったが…
〈関係者以外立ち入り禁止〉の文字に、また頭を悩ませる。
A「まっ!待ってれば出てくるか。」
今のうちに一休みしようと近くのベンチに座り、
Aは静かに目を閉じた。
数時間後…
『おいっ!!子どもが落ちたぞー!!!』
『早く上がれー!って泳げねえのか!?』
A「んがっ…!!はっ…寝てた、、
なんか騒がしいな…………お兄さん。何かあったの?」
『あぁ!突然ヤガラが暴れて子どもが川に落ちちまったんだよ!ほら、あそこって、、やべぇ……ヤガラが子供に向かって….っ!』
A「は!?なんで誰もっ…ちっ!これ持ってて!」
『は!?おい!?』
タタタタッ…バシャンッ!!
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むぎむぎ(プロフ) - 天草 翠さん» そんなにお褒めいただけるなんて……ありがとうございます!!読んでいただき感謝です!!!! (2022年10月1日 21時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
天草 翠 - とても素敵な作品でした!物語の設定や進み方が本っ当にセンスがあってここでは書ききれません(๑>◡<๑) ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年10月1日 18時) (レス) @page44 id: 70ed37fde4 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ボンクラMONKEY ピーヤの人さん» ひゃー!!ありがとうございます!!こちらこそ読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます!! (2022年9月30日 22時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ピーヤの人(プロフ) - すごく素敵な作品をありがとうございます。とても面白かった...。感動しました。本当にありがとうございます。 (2022年9月30日 20時) (レス) @page44 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぎむぎ | 作成日時:2022年9月29日 18時