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A「はふぅ…苦しいぃ！」
ロー『お前は…その細い身体のどこに入っているんだ…？』
A「スキャンしてみれば？？(ﾆﾔﾆﾔ)」
ロー『バカ言え。もう、能力者じゃねぇよ。』
A「私も一回でいいから能力者になってみたかった。」
ロー『お前は能力者みたいなもんだっただろ。
記憶があって、あの時代に2度も海賊をやるなんてズルすぎる。』
A「あはは！言えてる！
でも覇気はまだ使えるみたいなんだよね。」
ロー『あぁ…記憶にまで刷り込まれてるんだろうな。』
A「記憶ってこわーい！」
シャンブルズ！と指を3本立ててケラケラと笑っている
Aの頭を、やめろ。と小突いたその時、
ふと…500年前との違いに目がいった。
ロー『……鎖骨に入れてやったタトゥーは？』
A「ん？あぁ…あれはね。後から入れたものだから入ってないの。
ローは…さすがにあの時ほどは入れてないか。」
ロー『あぁ…今は左腕に少しな。』
A「ねぇ…また彫ってくれない？」
ロー『俺が？』
A「うん。同じやつ。ダメ？？」
ロー『(今思えば…あの数字の羅列は、、、)
ふっ…自分の命日だったのか。』
A「あれ？気づいてた？意外。
戒めよ。長い長い私の歴史も今回で終わるし。最後の記念にね。」
ロー『今回で…？』
A「うん。」
ロー『呪いは解けるものか…？』
A「そうみたいだね。」
ロー『何をすれば解ける。』
A「真実の愛を見つけ、その永遠を誓うこと。」
ロー『自由人なお前が…ねぇ。』
A「こんな私を捕まえてくれるのは、不自由なモノ好きだけよ。」
ロー『………昔、好きなやつに言われたことがある。
俺は無意識に不自由を好むらしい。
今のAは、26歳の誕生日を俺に祝われるのは不服か？』
A「………あははっ！本望だけど？」
ロー『なぁA。俺はお前に会うために、会ったら渡そうと…そのログポースの他にもう一つ。ずっと用意していたものがある。』
コトッ…と置かれた小さな四角いケース。
中にはダイヤの付いた綺麗な指輪が入っていた。
じわりと目に滲む涙…
A「ねぇ、、、ロー？あの時…いい返事できなかったあの言葉…もう一回言って？」
ロー『ははっ！……もう一度言う。俺のところに来いA。
結婚してくれないか。』
A「……はい！！」
ロー『いい返事もらえてよかったよ。』
2人は人目も気にせず
キスをした。
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むぎむぎ(プロフ) - 天草 翠さん» そんなにお褒めいただけるなんて……ありがとうございます！！読んでいただき感謝です！！！！ (2022年10月1日 21時) (
レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
天草 翠 - とても素敵な作品でした！物語の設定や進み方が本っ当にセンスがあってここでは書ききれません(๑>◡<๑) ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡ (2022年10月1日 18時) (レス) @page44 id: 70ed37fde4 (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人さん» ひゃー！！ありがとうございます！！こちらこそ読んでいただき、コメントまで本当にありがとうございます！！ (2022年9月30日 22時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ボンクラMONKEY ﾋﾟｰﾔの人(プロフ) - すごく素敵な作品をありがとうございます。とても面白かった...。感動しました。本当にありがとうございます。 (2022年9月30日 20時) (レス) @page44 id: 7a2b040506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2022年9月29日 18時
