@48〜キヨside〜 ページ8
那須を過ぎたあたりで俺らは運転を交代した。
うっすらと空が明るくなってきたがまだまだ暗い。
俺は久しぶりに運転する高速道路。
少し手に汗を握りながらハンドルを握るが
助手席でAは爆睡。
キヨ『普段運転しない人に任せて横で寝てられんのすげぇなwww』
かけていた音楽の音を少し下げ、少し速度を落とした。
ゆっくり行こう。少しでも。
ここんとこ残業が続いていたA。
新人研修も終わり、本格的に新人を交えた体制で仕事が始まったらしく
課長であるAは激務に追われていた。
今日も帰ってきたのは23時過ぎ。
それでもあの時間に出るというのだからこいつは馬鹿だ。
キヨ『お疲れ様。』
俺は片手でAの顔にかかる、伸びてきた前髪をよけてやった。
-----3時間後
A「なんじ！？！？」
突然大声をだして起きたA。
キヨ『びっくりしたぁwwおはよう。もう高速降りるよ。』
A「あぁ…そうか。悪い、寝てた。」
キヨ『全然起きる気配なかったね(笑)』
A「仕事っ！！ってなって起きたわ…あー…目ぇ覚めた。びっくりした…」
キヨ『俺がびっくりした(笑)大丈夫？？そんなんで旅行来ちゃって。』
A「大丈夫。大丈夫。昨日全部終わらせてきたし、三連休だし。のーぷろぶれむ。」
キヨ『ならいいんだけどww』
A「次のPAで交代する？？お前、街乗り大丈夫？？」
キヨ『えっ？大丈夫っしょ。』
A「じゃあ、任せるわ…
(日本一えぐい交差点通るけどな…)」
キヨ『次あたりで降りればいい？？』
A「ここからだと…仙台東かなぁ。あとナビするわ。」
宮城県にある日本一の交差点。六丁の目交差点………
A「キヨ。車線違う。右折だって！」
キヨ『待って待って！！入れないだろ！！何ここ！？何車線あんの！？！？』
A「だから言ったじゃん。代わる？って。
ここ、日本一車線の多い交差点。」
キヨ『毎回毎回！！言えよ！！知ってたならぁ！！』
A「右折だってwww右。右行かなきゃwww」
キヨ『無理！！もういい。このままゴる！！！ゴらせていただきますので！！！新しいルートよろしくな！ナビ！！』
A「ナビ入れてねぇよwww
えっ？俺に言った？俺に言ったの？もしかして。」
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むぎむぎ(プロフ) - ゆさん» とても嬉しいコメントありがとうございます！！今途中まで書いている話も頑張って更新した行きたいと思います！！最後まで読んでいただきありがとうございました！！ (2022年5月6日 22時) (
レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - 初めまして、コメント失礼します。 完結おめでとうございます、そしてお疲れ様です！とても楽しく読ませていただきました。まだまだ二人の日々を読んでいたかったですが、良い終わり方でよかったです。新しい作品も読ませて頂きます。これからも楽しみにしております！ (2022年5月6日 11時) (レス) @page28 id: 8b229610da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2022年4月12日 19時
