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フジ『おーっす。』
キヨ『おー。フジ、早くね？』
フジ『お前に差し入れ買ってきたんだよー。飯、ろくに食ってないだろ。』
キヨ『うわ！ありがてぇありがてぇ！ギンになった気分だわ！！』
フジの買ってきたコンビニ弁当を見るなり
キヨは口いっぱいに頬張った。
フジ『飯食わないとA先輩に怒られるぞ？
んで……連絡きたの？？』
もぐもぐと口いっぱいに入ってるキヨは
ただ首を横に振った。
キヨ『っ。今仕事も忙しいって。落ち着いたら連絡するから待っててーってさ。』
見るからに少し落ち込んでいるキヨ。
フジはふぅ…とため息をつくとキヨの頭を小突く。
フジ『返信きたんだからよかったじゃん。』
キヨ『そうなんだけどさぁ。こっちが心配して連絡しても、大丈夫って言われるし。
なんか手伝うって言っても断られるし(笑)
申し訳ないなーって。
俺のせいでこうなってるわけだしさ。』
フジ『まぁ、キヨの気持ちはわかるよ。
でも、俺から言わせてみれば、あのA先輩が大丈夫って言うなら、大丈夫なんじゃないの？？
あの天下の清川Aだぞ？ただじゃ転ばないっしょー。』
キヨ『兄ちゃんに言っとくわ。』
フジ『わぁぁあ！！やめて！お願いだから。
怖いんだよ！！A先輩！！』
キヨ『兄ちゃんに言っとくわwww』
やめてぇぇ…と頭を抱えるフジをみてキヨはケラケラと笑う。
そんな姿を、フジは内心、安心して見ていた。
ここ最近のキヨは元気がない。
おそらく一連の騒動は対するものではないとフジはわかっていた。
まぁ暗いのはいつもだけど、そうじゃなくて
心ここに在らずと言った感じだ。
原因があるとすれば、Aからの連絡が少ないことだろうと
フジ、ヒラ、こーすけは思っている。
だから、約束してなくても誰かしら、この最俺ハウスを訪れるし、ヒラにいたっては一緒に寝泊まりしている。
フジ(まぁ…こいつ、兄ちゃん大好きっ子だからなぁ…
変なこと考えてんだろうなぁ…)
そういえば…と
近々、TOP4との約束があると言っていた事をフジは思い出した。
フジ(レトさんあたりに飯にでも連れ出してもらうか…)
とフジはケータイを手に取った。
キヨはつくづく回りに恵まれている。
自分以外にもキヨを心配してる人たちはたくさんいるし、
なによりもキヨを1番庇っているのはAだ。
ここは自分達の出る幕ではないと、
フジはレトルトに連絡をした。
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むぎむぎ(プロフ) - ゆさん» とても嬉しいコメントありがとうございます！！今途中まで書いている話も頑張って更新した行きたいと思います！！最後まで読んでいただきありがとうございました！！ (2022年5月6日 22時) (
レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - 初めまして、コメント失礼します。 完結おめでとうございます、そしてお疲れ様です！とても楽しく読ませていただきました。まだまだ二人の日々を読んでいたかったですが、良い終わり方でよかったです。新しい作品も読ませて頂きます。これからも楽しみにしております！ (2022年5月6日 11時) (レス) @page28 id: 8b229610da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2022年4月12日 19時
