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俺が収録を終えると、ロビーで帰り支度を済ませたみなが居た。
みなは俺に気づくと『車回してくるわ』と微笑んで駐車場へと向かい、数分後には俺を助手席へと迎えてくれた。
車の中は綺麗に片付けられており、運転するからといって眼鏡をかけたみなが車を走らせ始めた。
渡辺「どこ行くの？」
『んー、着いてからのお楽しみ。あ、肉と魚どっちの気分？』
渡辺「え、うーん…魚かな。」
『ふふ、了解。』
彼と何気ない話をすること15分、何やらオシャレな建物に着いた。
初めて来る場所に少し緊張しつつ、みなの後を追って建物の中に入るとここが何の建物なのかが分かった。
渡辺「温泉？」
『そう、会員制のね。翔太くんは俺の紹介ってことで会員やなくても通れるから。』
渡辺「…やば、めっちゃ本格的じゃん。」
みなが連れてきてくれたのは所謂プライベート銭湯というもので、受付で簡単に手続きを終えると脱衣所へと向かった。
銭湯とかは芸能界に入ってから人目を気にしてあまり来れてなかったけど、ここは完全個室の温泉があるらしいし会員の人のみが使えるから人は多くなかった。
脱衣所で服を脱ぎ腰にタオルを巻くと、受付で渡された番号の個室銭湯へと向かう。
渡辺「うわっ！めっちゃいいとこじゃん！」
『ふふ、ここええよね。シャンプーとか洗顔料もええ所のやつらしいで、アメニティは好きに使えるって。』
渡辺「やば、テンション上がる…早く入ろうぜ！」
『体洗ってからな(笑)』
8畳ほどの個室には2つのシャワースペースとこじんまりとした2種類の温泉があった。
1つは乳白色の湯船で、もう1つはジャクジーの風呂。
テンションが上がった俺は素早く体と頭を洗い、湯船へと向かう。アメニティのシャンプーやトリートメント、ボディーソープも好みの匂いのものだった。
湯船側の壁は外からは見えないように加工された展望窓があり、東京の夕暮れを見つつ乳白色の湯船に浸かると気持ちよくて肩の力が抜けるのを感じた。
『はぁ、気持ちええ。お隣ええ？』
渡辺「うん、いいところに連れてきてくれてありがとな。」
『ううん、俺こそ翔太くんと来れて嬉しいよ。ちなみにこの湯船は美肌効果あるらしいで。』
渡辺「最高じゃん！！」
『個室やからって叫ばんといて(笑)』
ゆっくりと湯船に浸かったあと、俺はジャグジーの風呂も堪能してすっかり体の疲れは取れていた。
みなの体が綺麗すぎて妬いてしまうけど。
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麦茶(プロフ) - みんみんぜみさん» 2つのリクエストありがとうございます、了解致しました！お話完成まで暫くお待ちください🌟 (2022年11月12日 22時) (
レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
みんみんぜみ(プロフ) - 2つリクエストです！�，澆覆�んの家族エピが見たいです。�▲皀縫織螢鵐阿離蹈韻農古未�先生になりきってドッキリを仕掛けるみなくん。以上です。よろしくお願いします！ (2022年11月9日 23時) (レス) id: 94a6dc1c5a (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - ゆうこさん» こちらこそコメントありがとうございました！お話を楽しんで貰えると幸いです☺️ (2022年11月1日 22時) (レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
麦茶(プロフ) - オタくん♀さん» リクエストありがとうございます！行事ものですね、了解しました！ハロウィンは過ぎてしまいましたが何らかの形でお話にしたいと思います！出来ればクリスマスなども…！お話完成まで暫くお待ち下さい🥰 (2022年11月1日 22時) (レス) id: bcb8e1b2ca (このIDを非表示/違反報告)
オタくん♀(プロフ) - リクエストなんですけど，ハロウィンなどの行事のお話を書いていただけませんか？いつも応援しています！😄 (2022年10月31日 18時) (レス) @page40 id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦茶
| 作成日時：2022年8月23日 18時
