☆《M》 ページ9
流石は翔君だ。
やっぱり、尊敬だわ。
警棒一つで敵を圧倒する。
「じゅん、銃、返して。」
「あっ、ごめん！勝手に借りちゃったし、本当にごめん！」
「気にしてない。咄嗟の時に愛銃とか言ってられない。でも、今回のアンドロイドはおれのを使わなくても大丈夫なレベル。」
「翔君、カッコよかったです！」
「…あ、ありがと。」
翔君は照れてるそぶりは見せないけど、嬉しそうだっていうのは声色から感じられた。
相葉さんを見ると羨ましいって感じがひしひしと伝わってくる。
相葉さんでも黒い感情である「嫉妬」をするんだなぁ。
何か意外かもしれないな。
「まさき、おれ、帰りたい。」
「…そうだね。帰ろっか。」
相葉さんは翔君に特に優しい。
翔君LOVEっていうのが自然と伝わる。
・
・
・
戻ると翔君は急いで部屋に入った。
俺は気になったので翔君の部屋に向かった。
翔君は丁寧に愛銃を磨いていた。
「…じゅん。」
俺という存在を覚えてくれていた。
翔君の無関心は本当に無関心。
俺が居ても何も言わない。
でも、名前を呼んでくれる。
それだけで俺は嬉しい。
それだけで喜べる俺は可笑しいかな？
「ごめん、勝手に見てたわ。」
「…。」
あれ？
もうシャットアウトですか？
やはり、翔君には聞こえていないようだ。
集中力が凄いなぁ。
俺はアンタには敵わないな。
丁寧に丹念に磨いている翔君。
本当に愛銃なんだね。
「なぁに見てんの？」
「あ、相葉さんっ！？」
見られた。
俺、何て言えばいいんだ？
「翔ちゃんは俺のだから。」
「えっ？」
「俺が守るって決めた。極端な事を言えば、俺以外、触れさせない。」
「フッ、知ってる。翔君も相葉さんにはちゃんと心を開いている気がするし、俺には後ろから眺める事しか出来ない。」
知ってるさ。
そんなの翔君と相葉さんを見れば、誰でも分かるさ。
だから、羨ましいんだ。
俺も翔君を愛したいし、愛されたい。
でも、その領域に達する事は俺には出来ないから、ただ、俺という存在を認識してくれるだけでいいんだ。
俺が「嵐」の「松本潤」で居られれば、それだけで構わない。
十分なレベルだ。
欲を言っても変わらないのだから…。
「相葉さんの独占欲は引く。でも、言ったからにはアンタ、翔君を守れよ。俺には指をくわえて見ている事しか出来ないんだから。」
「うん。そのつもりだよ。」
翔君には触れられない。
悔しいけど、ただ、見ている事しか出来ない。
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山風無限(プロフ) - 翔華さん» レス、ありがとうございます！いえいえ！嬉しいです！！私も翔華様の作品を読んでますので、楽しみにしてます！お互いに頑張っていきましょう！！ (2017年12月27日 19時) (
レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - 山風無限さん» はい、いくつか読ませていただてますよ＾＾ 読み逃げ状態ですみません。また寄らせて下さい！ (2017年12月27日 19時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - 翔華さん» コメントありがとうございます！いえ、ありがたいです！翔くんは永遠に彼に守られます！何とか書き終えました。バッドエンドも考えましたが、それはやっぱりダメかなと悩んでこうなりました！もし良ければ、他の作品にも立ち寄って下さると嬉しいです！！ (2017年12月27日 18時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - こんばんは。完結おめでとうございます！お疲れ様でした。コメントなくてごめんなさい…。やっぱり最後まで相葉くんは翔ちゃんの味方でしたね。相葉くんの優しさでほっこりできる最後でした＾＾本当にお疲れ様でした。 (2017年12月27日 18時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - お星様(評価)が40個となりました！！押して下さった読者の皆様、本当にありがとうございます！より良い作品作りを心掛けていきたいと思います！！ (2017年7月13日 7時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
x他1人 | 作成日時：2017年3月5日 19時
