☆ ページ7
そんなこんなで、
櫻井、相葉、松本の
三人でショッピングをする事になった。
相葉と松本は目にとまる服があれば、店に立ち寄っては服を体に合わせる。
それは櫻井の服であったり、自分の服の場合もあるが、興味の無い櫻井はされるがまま。
ただ、相葉と松本の側にくっついているだけなのである。
「翔君、疲れてない？」
櫻井は首を横に振る。
松本は自分と相葉に振り回され、疲れているのだと思っていた。
しかし、櫻井の反応は違った。
ただ純粋に二人に付き添い、着せ替え人形のように服を当てられているだけと言っているようだった。
「翔ちゃん、女物の服も似合うよね〜。」
「オイ！相葉さんっ！いくら顔が綺麗だからって、翔君に恥かかせたいのか？」
「ごめんってばぁ〜。翔ちゃんが囮になった時に使えるかなぁって。」
「確かに…翔君って、どちらかといえば、女顔っていうか、か…かわ、可愛らしいよな/////」
「…じゅん、照れてる。」
櫻井は少しだけ微笑んでいた。
松本は更に顔を赤く染めていた。
「…まさき？」
櫻井は自然な上目遣いで相葉を見て不思議そうに名前を呼んだ。
松本はニヤニヤしながら、相葉の表情を見て、ふざけた。
「相葉さん、嫉妬ッスか？」
「もー、こんなので嫉妬したら、俺、生きていけないよ。てか、潤ちゃんに嫉妬したら、返り討ちに遭いそうじゃん？」
「俺、そんなに酷くねぇよ。」
松本はため息を漏らしながら、櫻井に買う服を模索していた。
数分後、櫻井は色とりどりの服を見るのに飽きたのか、はたまた、疲れてしまったのか定かでは無いが、試着室に寄りかかっていた。
「翔ちゃん？」
櫻井は目を抑えていた。
強い感受性が働いたのだろうか？
「あぁっ…うぁっ…。」
櫻井にとって久々の外出。
沢山の人の視線を敏感に察知し、それを無関心で処理する。
しかし、その処理が間に合わず、相葉や松本によって見せられる数々の色によって心が揺さぶられてしまったのだろう。
「翔ちゃんっ！」
相葉は櫻井を抱きしめた。
外出は櫻井の強い感受性への耐性を鍛える為の一環でもあるので二度と外出しないというのは不可能だが、時間やペースを考えるべきだと相葉は後悔した。
相葉の中で櫻井は疲れていても弱音を吐かず、溜め込んでしまうという強がりを把握していたのだが、今回は気を抜いていたようだ。
「あぁっ…ま…さ…。」
櫻井は相葉の胸の中で気を失ってしまった。
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山風無限(プロフ) - 翔華さん» レス、ありがとうございます！いえいえ！嬉しいです！！私も翔華様の作品を読んでますので、楽しみにしてます！お互いに頑張っていきましょう！！ (2017年12月27日 19時) (
レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - 山風無限さん» はい、いくつか読ませていただてますよ＾＾ 読み逃げ状態ですみません。また寄らせて下さい！ (2017年12月27日 19時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - 翔華さん» コメントありがとうございます！いえ、ありがたいです！翔くんは永遠に彼に守られます！何とか書き終えました。バッドエンドも考えましたが、それはやっぱりダメかなと悩んでこうなりました！もし良ければ、他の作品にも立ち寄って下さると嬉しいです！！ (2017年12月27日 18時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - こんばんは。完結おめでとうございます！お疲れ様でした。コメントなくてごめんなさい…。やっぱり最後まで相葉くんは翔ちゃんの味方でしたね。相葉くんの優しさでほっこりできる最後でした＾＾本当にお疲れ様でした。 (2017年12月27日 18時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - お星様(評価)が40個となりました！！押して下さった読者の皆様、本当にありがとうございます！より良い作品作りを心掛けていきたいと思います！！ (2017年7月13日 7時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
x他1人 | 作成日時：2017年3月5日 19時
