☆《A》 ページ28
出動要請が舞い込んだ。
今回は今までと比較にならない量のアンドロイドが暴れているらしく、怪我人まで出ているっぽい。
だから、ニノちゃんも一緒！
一人でも多くメンバーが居ると効率良く素早く倒せるからね！
でも、問題は翔ちゃん。
「翔ちゃん、大丈夫？」
コクリと頷く翔ちゃん。
最近、眼を使い過ぎて、結果、何も無い時によく発動するようになってしまった。
「行こうか。」
「大量のアンドロイド…厄介ですね。聞いた所によるとアンドロイド開発研究所の残党が起こした最初で最後の大勝負らしいですよ。」
「まぁ、どうせ、やっちまうけどな。」
三人は武器を携帯し、ぐんぐん進んでいく。
俺も着いて行くんだけど、翔ちゃんが…。
「本当に大丈夫？」
「…終わらせる。この手で、終わらせる。」
どうやら、いつのになくやる気満々らしい。
「頑張ろうね、翔ちゃん。終わったら、すぐに手伝いに行くから！」
「…要らない。」
「えっ？」
「おれはおれでやる。限界が来たら、まさきを呼ぶ。まさきを酷使したくない。だって…。」
「それは嬉しいけど…。だって？」
「な、何でも無い。早く行かないと置いてかれる！」
何を言おうとしたんだろう？
「早速、始まってるね。」
「相葉さん、口より手を動かして下さい！」
「分かってるよー！もー！翔ちゃんも行くよ…って、あれ？」
居ない。
翔ちゃんがいつの間にか居ない！
・
・
・
ここからは「Aside」ではなくなります。
一方の櫻井は…。
「そのボタンを押せば、全アンドロイドが停止する。だから、それを奪った方が早い。」
大ボスの前に立っていた。
「あの人が逃した櫻井、私なら、上手く使えたというのに…ともかく、君如きでは私には勝てないよ。」
「うるさい。おれの背中にはみんなが居るから、勝てないなんて分からない。おれはみんなの為に、平和の為に、戦う！」
「珍しく感情的じゃないか。」
ボスに拳銃の銃口を向ける。
櫻井が手にしていたのは、対アンドロイド用ではなく、人に使う物だった。
「アンドロイドは四人に任せたという事だな。面白いじゃないか。」
そう言って、男も拳銃の銃口を櫻井に向ける。
「こうなる事は想定済みだ。殺してみろ、櫻井。」
「貴方の犠牲は平和の為に大切な事。だから、おれは出来る。」
櫻井はゆっくり無表情で近付いて行く。
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山風無限(プロフ) - 翔華さん» レス、ありがとうございます！いえいえ！嬉しいです！！私も翔華様の作品を読んでますので、楽しみにしてます！お互いに頑張っていきましょう！！ (2017年12月27日 19時) (
レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - 山風無限さん» はい、いくつか読ませていただてますよ＾＾ 読み逃げ状態ですみません。また寄らせて下さい！ (2017年12月27日 19時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - 翔華さん» コメントありがとうございます！いえ、ありがたいです！翔くんは永遠に彼に守られます！何とか書き終えました。バッドエンドも考えましたが、それはやっぱりダメかなと悩んでこうなりました！もし良ければ、他の作品にも立ち寄って下さると嬉しいです！！ (2017年12月27日 18時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - こんばんは。完結おめでとうございます！お疲れ様でした。コメントなくてごめんなさい…。やっぱり最後まで相葉くんは翔ちゃんの味方でしたね。相葉くんの優しさでほっこりできる最後でした＾＾本当にお疲れ様でした。 (2017年12月27日 18時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - お星様(評価)が40個となりました！！押して下さった読者の皆様、本当にありがとうございます！より良い作品作りを心掛けていきたいと思います！！ (2017年7月13日 7時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
x他1人 | 作成日時：2017年3月5日 19時
