☆ ページ3
櫻井と相葉が合流した時、
大野は穏やかな表情を
浮かべていたのだが、松本は鬼の形相となっていた。
「相葉さん、勝手な行動は慎んでよ。仮にも翔君を連れているのは相葉さんなんですから。」
「ごめんごめんっ！」
松本に怒られている相葉を尻目に櫻井は大野の袖を引っ張り、声をかける。
大野は「ん？」と声を出す。
「…さとしくん、おれとまさき、アンドロイド、倒した。」
「しょーくん、この調子で頑張ろうね。」
「じゅんも頑張ろ。」
「しょ、翔君/////」
『皆さん、仮にも任務中ですよ！惚気てないで集中して下さい！潤君、翔さんにやられ過ぎです。大野さんもみんなを褒めてないで、しっかりして下さいよ。貴方、リーダーなんですからね！相葉さんは翔さんを任せましたからね！』
二宮がインカムからメンバーを注意し、櫻井以外の三人はバツが悪そうな表情を浮かべる。
櫻井は通常運転である。
『では、作戦通り、ぶっ倒して下さいよ！』
「「「「了解！」」」」
二宮の言葉に四人の声がぴったりと揃う。
「アンドロイド、確認！これから、解体作業を始める！」
「「「御意！！」」」
アンドロイド達は容赦無く人間に襲いかかってくる。
嵐は大抵、櫻井と相葉、大野と松本の二つのペアで対抗する。
武器は其々、櫻井は拳銃、相葉は薙刀、大野は剣、松本は斧である。
「翔ちゃんは下がっててね。」
「おれもやる。でも、メインじゃなくて…まさきの…フォローする。」
「うん、任せたよっ！」
相葉は前衛、櫻井は後衛と別れ、大野と松本は二人で一気に攻める。
大野は見た目とは裏腹、巧みなテクニックを駆使して、身軽に効率よく作業をこなす。
一方の松本はとにかく攻める。
大きな斧を激しく使い回すその姿はまるで、魂を狩る死神のようだ。
櫻井はそんな二人を見ていて、少しだけ羨ましそうな表情を浮かべていた。
あまり感情を表に出さないようにしている櫻井にとって、二人は輝かしい存在。
自分にとって感情とは何だろう、強い感受性を持った櫻井は頭の中で様々な思考回路を張り巡らせ、戦闘中だというのに考え込んでいた。
櫻井はその強い感受性を無関心で抑えないとおかしくなる。
それを知り、理解しているのだが、感情を解放したいとも思っていた。
『翔さん、集中して下さい。』
「…にの。」
『何を考えてたかは知りませんが、戦闘中だけでも集中して下さい。』
櫻井は自分の前で戦っている相葉の背中を黙って見つめていた。
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山風無限(プロフ) - 翔華さん» レス、ありがとうございます！いえいえ！嬉しいです！！私も翔華様の作品を読んでますので、楽しみにしてます！お互いに頑張っていきましょう！！ (2017年12月27日 19時) (
レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - 山風無限さん» はい、いくつか読ませていただてますよ＾＾ 読み逃げ状態ですみません。また寄らせて下さい！ (2017年12月27日 19時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - 翔華さん» コメントありがとうございます！いえ、ありがたいです！翔くんは永遠に彼に守られます！何とか書き終えました。バッドエンドも考えましたが、それはやっぱりダメかなと悩んでこうなりました！もし良ければ、他の作品にも立ち寄って下さると嬉しいです！！ (2017年12月27日 18時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - こんばんは。完結おめでとうございます！お疲れ様でした。コメントなくてごめんなさい…。やっぱり最後まで相葉くんは翔ちゃんの味方でしたね。相葉くんの優しさでほっこりできる最後でした＾＾本当にお疲れ様でした。 (2017年12月27日 18時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - お星様(評価)が40個となりました！！押して下さった読者の皆様、本当にありがとうございます！より良い作品作りを心掛けていきたいと思います！！ (2017年7月13日 7時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
x他1人 | 作成日時：2017年3月5日 19時
