Switch ページ2
暴走するアンドロイド
撲滅を掲げる嵐。
今も暴走するアンドロイドの破壊に向かっている。
情報処理、ナビ担当の二宮は職場で待機、後の四人で当のアンドロイドを破壊しに向かう。
「翔ちゃんは俺の後ろに居てね！」
相葉は櫻井にそう告げる。
櫻井はコクリと頷く。
大野、松本ペアは武器を持ち、戦闘準備は完璧でやる気満々である。
「じゃあ、作戦通り、行こうか。」
「りょーかいっ！」
「おう！」
「…うん。」
大野の声かけに促され、アンドロイドの居るポイントへ迅速に移動した。
星のように加速し、突き進んでいく三人を尻目に櫻井は相葉の後ろをゆっくり歩いていた。
相葉は櫻井の気配をあまり感じないので、大野と松本から離れる。
「翔ちゃん？」
相葉は振り返り、櫻井に声をかけた。
すると、櫻井はアンドロイドにしか効かない特殊な銃を構えていた。
「…居る。」
「えっ？」
「…来る。」
「マジかよっ！」
「おれが…殺る。」
「ちょっ、翔ちゃん！？」
櫻井は相葉の前に立ち、己の握る拳銃の引き金を引いた。
櫻井の放った銃弾は、アンドロイドの心臓部にヒットし、機械特有の電気を放ち、停止した。
「…まさき、行こう。」
「翔ちゃん、ブレないね。銃弾の軌道、完璧だったよ。」
「いつも通り…やっただけ。」
「良い子だね、翔ちゃんは。」
相葉は優しく櫻井の頭を撫でる。
されるがままの櫻井は拳銃をしまうと相葉の腕に自分の腕を絡みつけ、満足そうに少しだけ口元を緩めた。
「あひゃひゃひゃ、翔ちゃんは俺が好きだね。俺だけにスキンシップが激しいよね！」
「…まさきの側は落ち着く。」
「嬉しいなぁ〜。俺は可愛い翔ちゃんに愛されてるなぁ。俺もだ〜いすき！」
「…しってる。」
櫻井は満更でも無さそうに、そう言うとグイグイと相葉を引っ張り、大野と松本を追いかける形で向かった。
「潤ちゃんに怒られちゃうね。」
「さとしくんとじゅんは何とかなる…でも、にのが怖い。」
櫻井は大野と松本が自分に弱い節があるのを理解しているが、二宮は櫻井自身、どうにも出来ないという事を悟っていた。
「とにかく、行こっか。」
「…うん。」
櫻井と相葉の二人は警戒しつつ、倒すべきアンドロイドのポイントへ向かった。
「さっきは守られちゃったけど、これからは翔ちゃんは俺が守るからね！」
相葉はそう言うが、櫻井の目からは不安は消えていない。
しかし、櫻井は相葉に悟らせないように素直に頷いていた。
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山風無限(プロフ) - 翔華さん» レス、ありがとうございます！いえいえ！嬉しいです！！私も翔華様の作品を読んでますので、楽しみにしてます！お互いに頑張っていきましょう！！ (2017年12月27日 19時) (
レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - 山風無限さん» はい、いくつか読ませていただてますよ＾＾ 読み逃げ状態ですみません。また寄らせて下さい！ (2017年12月27日 19時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - 翔華さん» コメントありがとうございます！いえ、ありがたいです！翔くんは永遠に彼に守られます！何とか書き終えました。バッドエンドも考えましたが、それはやっぱりダメかなと悩んでこうなりました！もし良ければ、他の作品にも立ち寄って下さると嬉しいです！！ (2017年12月27日 18時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - こんばんは。完結おめでとうございます！お疲れ様でした。コメントなくてごめんなさい…。やっぱり最後まで相葉くんは翔ちゃんの味方でしたね。相葉くんの優しさでほっこりできる最後でした＾＾本当にお疲れ様でした。 (2017年12月27日 18時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - お星様(評価)が40個となりました！！押して下さった読者の皆様、本当にありがとうございます！より良い作品作りを心掛けていきたいと思います！！ (2017年7月13日 7時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
x他1人 | 作成日時：2017年3月5日 19時
